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〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃がレクサス初の電気自動車を試乗。街乗りで実感した快適さを語る

東京ミッドタウン日比谷にある〈LEXUS MEETS...〉で、クリエイターたちがレクサスの試乗を楽しむ。第3回は、自身のブランド〈パープル・シングス〉のデザイナーで、モデルとしても活躍する菊乃さん。レクサスのEV車UX300eに乗って、駒沢公園へ向かう。

photo: Koh Akazawa / text: Asuka Ochi

レクサスのEVクロスオーバーを体験

運転はほぼ毎日という菊乃さんにとって、車は生活になくてはならない存在。車歴は10年以上。とにかく運転をすることが好きなのだという。

「古いヴィンテージ・カーを買い替えて、いまは外国車に乗っています。停められるところがあれば、基本的にはどこへでも車で行きますね。車自体に詳しいわけではないのですが、運転をするのが好きで、普段からいろいろな車に乗ってみたくて、わざわざレンタカーを借りることもあるんです。レクサスもそうですが、国産車には特有の細やかな気配りを感じますね」

〈LEXUS MEETS...〉で受付を済ませて試乗するのは、レクサスで初めての電気自動車UX300eだ。コンパクトクロスオーバーUXをベースに開発されたモデルは、小ぶりで女性にも運転しやすく、街乗りにも適している。

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
今回試乗するUX300e。

「試乗なのに自分の車のように運転できるなんて、なかなかないですよね。コースもしっかりとした提案をしてもらえるのがいいなと思いました。レクサスは初めてですが、移動中の音を気にする方なので、〈マークレビンソン〉のサウンドシステムを搭載しているというのも楽しみです」

乗り始めから、自分の車のような快適さ

街を走って乗り心地を試したいと、行き先は駒沢公園に。菊乃さんも行き慣れた場所だという。

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
東京ミッドタウン日比谷を出発。

「いつも車でよく行くんです。駒沢公園を散歩したり、〈BOWERY KITCHEN〉でお茶をしたり、友だちの家に遊びに行ったり。まだ出発したばかりですが、運転がしやすくて、気持ちがいいですね。初めて乗る車っていつもは様子を見ながら、アクセルの踏みこみやブレーキの効き具合を探りつつ走るのですが、レクサスは最初からスムーズなのに驚きました。こんなふうに、乗り始めの違和感を感じない車は初めてです。ステアリングも重めが好みなので、この重厚感のある運転感覚はすごく好きです」

 レクサス UX300e
車は246を進む。

車は〈LEXUS MEETS...〉のある日比谷から、赤坂、表参道、さらに246へと進んで行く。

「乗っている時の自分のテンションや気分って、車によって変わりますよね。向き合う姿勢が違ってくるというか。レクサスのような高級感のある車に乗ると、ラグジュアリーな気分になる。スポーツカーならアグレッシブになるし、古い車に乗ればノスタルジックでエモーショナルな感情が湧き上がる。いろいろな車を運転してみたいのは、そういうふうにモードが切り替わる感覚が好きだからというのもあります」

求めるのは、ひとりの大切な時間

ひとりで車に乗り、その時々の気分で運転を楽しんでいる菊乃さん。自分だけのドライブは、ほかでは得がたい大切な時間でもある。

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
都内の運転を楽しむ菊乃さん。

「誰かと一緒に乗るよりも、ひとりで運転に集中する時間が欲しくて。撮影現場まで長距離を走ることもよくあります。走っている時は、自分の部屋の延長のような自由さがありますね。ひとりなら、気にせずどんな曲でもかけられるし」

乗る前から気になっていたという音については、どうだろうか。

「すごくクリアできれいに聴こえます。自分の車もどこをカスタムしたいかと言ったらスピーカーを変えたいというくらい、車のなかの音というのが気になるのですが、レクサスは車内も静かで音も最高ですね。自分にとって、車は集中して音楽を聴く時間でもあるんです。好きなアーティストのアルバムが出ても、車で聴くためにとっておいたりするくらい」

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
オーディオはタッチパネルでも操作可能。

車内の静粛性は、レクサスならではのもの。さらにガソリン車と違って、モーターで走る電気自動車は、なおさら静か。ただ、あえて外部の音をすべてシャットアウトせず、走行速度、加速度を音で補うアクティブサウンドコントロール(ASC)を採用し、ドライバーや同乗者に心地良いサウンドをも追及しているのもUX300eの特徴だ。

電気自動車の乗り心地は?

UX300eのような電気自動車をいままであまり選ばなかったという菊乃さんだが、これからの選択肢としてすごく興味があるという。実際に乗ってみて、何か違いを感じることはあっただろうか。

「走っていて、大きな違いを感じることはないですね。アクセルを踏んでからの走り出しも、ガソリン車よりスムーズでストレスがないです。いまはまだガソリン車に乗っていますが、地球のことを考えると、近い未来には私も電気自動車にするべきときが来るのかなと思っています。アメリカなどの海外ではすでに主流になっていし、日本も徐々にそうなっていくのかなと。その方がもちろんいいし、電気自動車はこれからの賢い選択だと思います」

車は246から、道幅の狭い住宅街を抜けて、駒沢公園へ。車を停め、気持ちよく晴れた中央広場で、ほんの少しの休憩を挟んだ。

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
中央広場で一休み。

「UX300eは、東京を運転するには丁度いいサイズですよね。見た目よりも、大きい車を運転している感覚がなく、小回りも効いて都内の運転がしやすいです。レクサスというとちょっといかついイメージもありましたが、このモデルは柔らかさもあって乗りやすい。カーナビやオーディオの操作ができるタッチパッドなどがセンターコンソールにまとまっているので、運転中も惑わされてストレスを感じることなく操作ができました」

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
都内を走りやすいサイズの車で、走りの楽しさが味わえる。

帰りは高速でスピーディに

もう少し速度を上げて運転してみたいと、帰りは首都高に乗ることに。高速にあわせて、ドライブモードを通常の「Normal」から「Sport」に切り替える。

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
高速でスピードを上げる。

「モードを変えると、より安定感が増しますね。速いスピードでもブレずに運転できます。今度はもっと長距離を走ってみたいですね。夜も乗ってみたいし、いろんなシーンで運転してみたい。90分あれば結構いろいろなところに行けますよね」

ドライブを終えて、日比谷の〈LEXUS MEETS...〉へ。90分のドライブを終えた感想を聞いた。

〈パープル・シングス〉デザイナー・菊乃 レクサス
「次はLC500に乗りに来ます」と菊乃さん。

「今回初めてレクサスに乗ってみて、期待していた通りの運転のしやすさと安定感、高級感、乗っていて“いい車に乗っている”という気分もきちんと味わうことができました。運転感覚はもちろん最高でしたが、同乗者も気持ちよく乗れそうなので助手席も体験してみたい。LC500も個人的に乗ってみたいので、また試乗に来ちゃいそうです」

90分のドライブで聴いた曲

音楽を聴くのも車の楽しみのひとつという菊乃さんが、レクサスで聴きたいとセレクトした10曲は?

「今日はレクサスにあわせてヒップホップをセレクトしてきました。車でかける曲は自分で選ぶ時もあるし、ラジオを流す時もあったり、乗る時間によっても変えたりします。なかでもヒップホップとKポップは、よく聴きますね。韓国のヒップホップも好きで、よくかけています」

写真家・トヤマタクロウがレクサスに乗って切り撮る、日比谷発90分のドライブ

ミュージシャン・堀込高樹がレクサスを試乗。LC500を運転して感じた最上級の心地よさとは?

多様なラインナップから、自分好みの1台を。日比谷の〈LEXUS MEETS...〉で90分間の試乗を体験する