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京都駅で時間が余ったら。駅周辺のおすすめスポット 〜前編〜

京都駅で残り時間は30分。さて、どうする? どうしたい?お風呂で汗を流すもよし。新撰組の歴史に触れるもよし。もしもピアノが弾けるなら弾くもよし。電車に乗るためだけじゃもったいない京都駅と周辺、その選択肢は案外多いのだ。

photo: Masuhiro Machida / text: Yusuke Nakamura

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日の出湯

東寺の近くに佇む老舗のシブい銭湯、
日の出湯で汗を流す

京都駅八条口から徒歩10分。東寺近くの路地に入れば突如どかーんと現れるシブい外観。1928年に建てられた木造の銭湯で30畳ほどの脱衣所は京都で最大規模だ。開放感と清潔感ある浴室は初心者でも入りやすいはず。季節に合わせた催し、6月には脱衣所の奥の池のある坪庭でホタルを鑑賞できるなどのイベントも。旅の終わりに名物銭湯で汗を流すのはいかが。

京都センチュリーホテル

旅の〆は、京都センチュリーホテルの
重厚感溢れる空間でタイムスリップ

駅前の老舗ホテルが、「ノスタルジック ジャーニー」のコンセプトを掲げてリブランディング。駅徒歩2分の近さにあって、一歩足を踏み入れれば別世界。旅の最後は街の喧騒を離れて、異空間や格調高いバーで気分をリセットするのも大人の旅っぽくてオススメだ。宿泊客のみのサービスも多く滞在して満喫するもよし。

京都タワー

京都のランドマークを
どこから撮るか?を考える

見かけるとついケータイを取り出してしまう京都タワー。しかし、どこから撮るか?が当然重要なわけで。駅周辺でも意外な姿を切り取ることができる。例えば、九条あたりの路地の隙間からひょっこり顔を覗かせる京都タワーは愛らしいし、烏丸通の雑踏の中でドンと構える姿は勇ましい。夜はライトアップされ、また違った表情を見せてくる。旅の思い出にこのランドマークをどう収めるのか?写活に時間をかけてみるのもいい。

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