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京都のフレーバーに酔いしれる、 生産者直のクラフト飲み。〈京都醸造〉〈季の美 HOUSE〉

京都を訪れたら、ぜひ味わって欲しいクラフトマンシップを感じるお酒たち。出来たてのビールが楽しめる人気のブルワリー、日本のクラフトジンのパイオニアとなる蒸溜所をご紹介。

photo: Kunihiro Fukumori / text: Yuko Saito

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京都醸造(東寺)

出来たてのビールに誘われて、
週末は京都の人気ブルワリーへ

アメリカ、イギリス、カナダ。出身は違えど、京都とビールが大好きな3人が、「味にこだわる街」で始めたブルワリーが、東寺近くにある。ベルギー&アメリカスタイルに特化しつつ、時に地元で生ホップを収穫して造ったり、最近では伝統的な瓶内二次発酵やサワーにも注力。

元は木材加工場だった工房で、バランスのいいものから挑戦的なものまで造り、人気は右肩上がり。そんなブルワリーが、週末だけ工房前で青空タップルームを開催。造りたてが5~10種、待ってます。

京都〈京都醸造〉外観

季の美 HOUSE(京都市役所前)

日本のシーンを牽引する、
京都蒸溜所製クラフトジンを町家で

日本のクラフトジンのパイオニアとなる蒸溜所が、京都にあるのを知っていますか。ロンドン×和のハイブリッドドライジンを造り、既に世界でも高い評価を受けている市内南部の京都蒸溜所が、街中に築100年を超す京町家を改装したブランドハウスをオープンした。

ジンでは稀なお米のスピリッツをベースに、京都産の山椒、ユズ、玉露などを別々に蒸溜。それを伏見の仕込み水と合わせて造る「季の美」はじめ、製法も味わいも独得な京都産ジンを気軽にハウス内のバーで。

京都〈季の美 HOUSE〉ドイツ製の銅の蒸溜器
蒸溜所では、ドイツ製の銅の蒸溜器を2基使用。そのうちの一つと同サイズのものが店に。

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