Play

Play

遊ぶ

プレーは正反対でも根っこは同じ。料理家・栗原心平、栗原友のゴルフライフ

朝早くに起きて遠出してじっくりラウンドするのも格別だけど、そうでなくてもゴルフは十分楽しめる。河川敷でも屋内でも、仲間や家族とラフに体を動かして、普段と違う会話を交わすのも醍醐味。いざ、みんなのゴルフライフを覗いてみよう。

photo: Taro Hirano / text: Yoshie Chokki

「料理以外で長く続けられているのはゴルフだけ」と声を揃えるのは、母・栗原はるみさんと同じく人気料理家として活躍する姉弟。16年前、先にゴルフを始めた姉に、「一緒に遊ぶ相手が欲しい」という理由で心平さんが連れ出された思い出の場所が〈スイング碑文谷〉だ。

「スパルタ、でしたね。でも、負けず嫌いに火がついて、今では僕の方がハマって競技ゴルフにも目覚めてしまった。寝室にもアプローチ練習器具を置いて、1日1回は必ずクラブを握ります」

一方の友さんは、心平さんいわく“冒険野郎”とのこと。
「心くんはコツコツタイプでプレーも堅実。林からでも、少しの可能性があればピンを狙う私とは正反対(笑)。でもまぁ、私のゴルフの目標は、ずっと“呼ばれる女”でいることなので」

それには心平さんも大賛成。
「頻繁にいろんな人からお声がかかるっていうのは、一緒にラウンドして楽しい、心地よい相手、っていうことだからね。プレーファストであること、服装を含めたマナーがきちんとしてること。そこが守れない人とは一緒に行きたくないよね」

ただ、意外にも姉弟で一緒のラウンドは年に数える程度だとか。
「最近、もう少しちゃんとうまくなりたくて。ホームコースを持つことも真剣に検討中。ねぇ、心くんのコースどう?ご飯がおいしいところがいいなぁ」

ゴルフでも“姉強し”の関係性は変わらないようだ。

料理家・栗原友と栗原心平
「ここがホーム」の友さんに対し心平さんの練習拠点は〈メグロゴルフクラブ〉。「会社から徒歩数分のここは気まずくて……(笑)」