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〈スタジオノア〉の生姜おろし、〈キントー〉のソースボトルetc.プロが尊敬するキッチン道具

プロダクトデザイナー 熊野亘さん、料理人 原川慎一郎さん、陶芸家 内田鋼一さんがおすすめする最高の道具45アイテムを、調理作業別で一挙に紹介する。

Text: Masae Wako / Edit: Tami Okano

〈公長斎小菅〉の米とぎ

京都の老舗竹工芸メーカーの米とぎは、味噌やドレッシングを混ぜたりするときも便利。持ち手にフシのある根竹を使って、握りやすくしている。

〈公長斎小菅〉の米とぎ
¥1,200(公長斎小菅/TEL:03-5422-3998)

〈スタジオノア〉の生姜おろし

ショウガをすりおろしたときにひげが出にくいように、おろし部分の形状を工夫している。萬古焼の工房が製造を行う。

〈スタジオノア〉の生姜おろし
《ひげが出にくい不思議な生姜おろし器》¥1,200(スタジオノア/TEL:059-331-6994)

〈マイクロプレイン〉のグレーター

幅7㎝と作業面が広く、果物や野菜もおろしやすい。弾性の高いエラストマー製ハンドルで、滑り防止機能を向上。アメリカ製。

〈マイクロプレイン〉のグレーター
《アルチザンシリーズ・ゼスター》ホワイト ¥2,400(池商/TEL:0120-524-311)

〈松野屋〉の竹鬼おろし

粗く大きな刃が、野菜の繊維を必要以上に壊さないので、水気たっぷりの風味豊かな大根おろしができる。竹の産地として知られる大分県で作られている。

〈松野屋〉の竹鬼おろし
¥2,100(谷中 松野屋/TEL:03-3823-7441)

〈有次〉のおろし金

食材がまろやかになるという銅製おろし金。両面が使え、細かい面はヤマイモやショウガに。粗い面では大根などをおろすのに適している。

〈有次〉のおろし金
《すえひろ》No.8 ¥8,500(有次 錦店/TEL:075-221-1091)

〈キントー〉のソースボトル

液だれしにくい注ぎ口の設計になっており、キッチンのみならず食卓でも使いやすい。ガラス製で色や匂いもつきにくく、洗浄も簡単。

〈キントー〉のソースボトル
《耐熱ガラス ソースボトル》80㎖ ¥1,000(キントー/TEL:0120-34-7830)

〈プジョー〉のペッパーミル

粗く挽いても、細かく挽いても粒が均一なのが、プジョーの木製ミルの特色。サイズがさまざまに揃い、プロの料理人にも愛用者が多い。

〈プジョー〉のペッパーミル
《パリ ユーセレクト》18㎝ ¥6,000(コーンズ/TEL:03-5730-1609)

〈コール&メイソン〉の乳鉢

耐圧強度が高く、見た目にも美しい御影石を使用。乾燥したハーブの粉砕から液状のものの混和まで、幅広く利用できる。

〈コール&メイソン〉の乳鉢
《ハーブ&スパイスグラインダー》14㎝ ¥8,000(フィスラージャパン/TEL:0570-00-6171)

〈釜浅商店〉のせいろ、鍋

せいろは国産ヒノキを使用。鍋は職人、姫野寿一が手打ちで仕上げたもの。

「釜浅商店」のせいろ、鍋
《桜留中華せいろ》24㎝ 蓋¥8,100、身¥6,110
《姫野作本手打アルミ段付鍋》25㎝ ¥19,500 (釜浅商店 TEL:03-3841-9355)