夏休み、子供と一緒に行きたい科学の展示 5選

7月1日発売「夏のカルチャー計画」特集から、BRUTUS.jpおすすめの科学にまつわる展示を厳選。好奇心の赴くままに出かけてみよう。夏休み、子供と一緒に行きたい絵本にまつわる展覧会 5選」も読む。
*GoogleカレンダーにBRUTUSが厳選したカルチャー情報がまとまった「ブルータスカルチャーカレンダー」が公開中。本記事に掲載されている展示のほか、映画、ライブ、本や漫画の発売日などの情報を一挙まとめています。記事で使い方をチェック。

illustration: STOMACHACHE. / text: Kana Umehara,Chihiro Kurimoto,Mutsumi Hidaka,Yasuyo Kawakami / edit: Keiko Kamijo

特別展『きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?』(日本科学未来館)

発展し続けるロボットの世界。本展では過去最大規模でさまざまなロボットを紹介。世界初の人型知能ロボット「WABOT−1(ワボット−ワン)」から最新ロボまで。インタラクティブにロボットと関わりながら科学技術を生み出した「人間とはなにか?」まで考える。

夏休み限定で大型ロボットの操作や装着体験も。

「WABOT−1(ワボット−ワン)」提供
:早稲田大学ヒューマノイド研究所。

『美味しくてすごい生き物展~美食奇食珍食生物図鑑~』(サンシャイン水族館)

サンシャイン水族館が仕掛ける「食」がテーマの特別展。サーモンはどんな魚か知ってる?キャビアって何の卵? 意外と知らない食べられる魚や実は食べてはいけない海の生き物を多数展示、解説。今、注目の昆虫食にも迫る。7月14日からは新展示も登場!

オオグソクムシ
深海に生息するオオグソクムシは漁師メシとして有名。

『冨田伊織 新世界「透明標本」展』(秋田県立美術館)

爬虫類や魚類などの骨格に、青や赤紫などの鮮やかな色彩を施した「透明標本」を展示する。骨格研究の手法をベースに作られた造形作品は、アートやサイエンスへの興味を深める入口にもなる。

ぬりえ用紙をダウンロードし、自宅で完成させて会場へ持ち込む「透明標本 ぬりえチャレンジ」
など、子供が参加できるプログラムあり。

透明標本
New World Transparent Specimens/Iori Tomita©

『食虫植物展 植物と虫の不思議な関係』(高知県立牧野植物園)

高知出身の世界的な植物学者、牧野富太郎の業績を顕彰。約8ヘクタールの園地に3,000種類以上の植物が生態系を築いている。今夏は食虫植物の不思議な生態をわかりやすく解説。ハエトリグサの栽培教室(要申し込み)や観察コーナーも開催(日時は要確認)。

ハエトリグサ
ハエトリグサ。植物なのに罠を仕掛けて虫を捕まえる仕組みが面白い。

『ヒコーキ展- 空に駆ける情熱 -』(福岡市科学館)

有人飛行の歴史を紐解きながら、飛行機開発に情熱を燃やした人々と、現在の大型旅客機へ至る「飛行の科学と技術」を伝える。実物大の複製グライダーや稀少な航空旅客機の部品展示のほか、体験型の展示も。

ヒコーキ展_フライヤー
来場の希望者にはJALオリジナル飛行機ペーパークラフトをプレゼント(数量限定)。

*表示している価格は一般料金です。年齢区分によって料金が変わる場合は、最も安い年齢区分の料金を併記しています。異なる年齢区分・前売り・団体向けなど、表示の価格とは異なる料金設定がある場合があります。
*2022年6月20日時点の情報です。最新情報は各公式ウェブサイト等にてご確認ください。