
『ザ・リッツ・カールトン日光』聖なる避暑地で日本古来の自然観や文化に出会う。(栃木・日光市)
商売繁盛、開運招福などに御利益があるとされる〈日光二荒山神社中宮祠〉。御神体である男体山山頂には、岩から突き上がる形で神剣が奉納されている。奥宮への登拝は往復で6〜7時間(11月11日まで)。●日光市中宮祠2484
商売繁盛、開運招福などに御利益があるとされる〈日光二荒山神社中宮祠〉。御神体である男体山山頂には、岩から突き上がる形で神剣が奉納されている。奥宮への登拝は往復で6〜7時間(11月11日まで)。●日光市中宮祠2484
平野紗季子が散歩を通して出会った食や人、風景、街のシーンがチャーミングな語り口で綴られたエッセイ。2016〜20年に雑誌『Hanako』に掲載された同名連載をまとめたもの。マガジンハウス/1,600円。
監督:バリー・ジェンキンス/主演:トレヴァンテ・ローズ/ゲットーに暮らす一人の黒人男性の苦難に満ちた人生を、少年期、青年期、そして大人になってからの3部構成で描く。
ヴィーガンを実践する人も、そうでない人も。境界線を意識することなく、一緒に食卓を囲み楽しく味わえる、そんなヴィーガン料理が東京にもすっかり定着。ハレの日向けからなんでもない日常飯まで選択肢も豊富です。
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ヴィーガン=肉、魚、卵、乳製品などの動物性食材を一切とらない、厳格な菜食主義。そう聞くと「食べられるものが少なくて大変そう!」と思ってしまいがちだ(ちなみに「ベジタリアン」はややルールが緩
福岡に来た3回目で移住を決め、その1年後には住んでいたという渡辺康啓さん。衝動のままに拠点を移した彼だが、今とても幸せそうである。ここで改めて確認してみよう。渡辺さん、福岡の暮らしって何がいいの?
福岡では洋食業界において“○○出身の店”という言葉を聞くことはほとんどない。その中で異色なのが〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉の存在だ。これまでに多くの弟子、活躍する料理人を輩出してきた理由を紐解く。
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福岡の街で今年20周年を迎えるフランス料理店〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉。金沢出身のオーナーシェフ・野村健二さんが奥様・ゆみさんの実家がある長崎に近いという理由で福岡で開いた店だ。
15年ほど前から自然派ワインを扱うとどろき酒店。代表の轟木渡さんがフランスのワイン生産者を訪ねた折、ワインに造り手の人柄がにじみ出ると気づいたのがきっかけだ。「今でこそ当たり前のことですが、当時は大発見。わくわくしながら店に置き始めたのに、全く売れませんでした」と笑う。くっきりした味のワインが好まれた時代に、自然派ワインは「濁って曖昧な味がする」と返品されることもしばしば。しかしその滋味と個性に