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ブルータス

デザイン思考もルーツはイームズ。彼にはデザインのすべてがある。

イームズとの出会いは、1995年の『ブルータス』の特集でした。当時はポストモダンが飽きられ、ノンデザイナーの雑多な空間が注目されかけたけど、そこにデザインの本流のイームズを出してきた。アンダーカバーの高橋盾はじめ感度の高い人たちも登場して、それがばっちり当たったんです。この号で僕はデザイナーの柳宗理を取材して、柳さん所有のイームズのLCWに座らせてもらいました。柳さんがデザインの本質を語った原稿は

ミッドセンチュリーに影響された、 同世代の作家とのモノ作りが楽しい。

ミッドセンチュリーの家具に興味を持ったのは、大学の授業でイームズを知った時。その頃、猫脚やアールデコの家具を扱うアンティーク屋でバイトしていたのでカラフルで軽そうな椅子がとても新しく見えました。卒業後、1995年に出た『ブルータス』のイームズ特集に掲載されていた青山の〈モダンエイジギャラリー〉で働き始めます。ここでアメリカはじめ各国のミッドセンチュリー期の上質なヴィンテージ家具をたくさん知ることが

評伝と一緒になった、リンチの自伝が発売

 他人(クリスティン・マッケンナ)の書いた自分の〈評伝〉と、自分自身が書いた〈自伝〉を交互に組み合わせた、いってみれば隣接ジャンルのカップリングという、知る限りでは初めての試みがイギリスのキャノンゲイトから刊行された。デイヴィッド・リンチ『RooM to DReaM(大文字小文字は表記のまま)』である。分身テーマ好きなリンチのひとつの分身ごっこと捉えていいかもしれない。
 自伝部分には、自伝しか語

ちょっと長いけど、ブルータス読者への開運の手紙。| ゲッターズ飯田

占いはどこか信用できないと思っている方にお伝えしたいのが、「占いはデータである」ということ。すでにクラシックの譜面のような完成された理論と教科書があり、占い師はそれを演奏する役割。勉強すれば誰でもできるようになるものです。譜面のアレンジは占い師によって異なりますし、経験を積んだ人ほど精度も上がります。
「占う」の語源は「試す」という意味です。「占」に屋根がつくと「店」という漢字になりますよね。店に

ペティボン挿画入り、 魅惑のトンプスン本。

 やはり、巻き込まれてしまいました。ユーモア、そしてヴァイオレンスふんだんの魅力的な奈落=ツイン・ピークスの滝に……。仕方ないですね、こうなったら身をゆだねるしか対処のしようがないですね。
『ツイン・ピークス』3シーズン、エピソード3、ある奇怪な機械が打ち出す番号3という、言ってみれば666÷2=333というべき3並びの救済者を演じるのが、われらが裕木奈江3なのです。すばらしい。学生実験映画のよう

エレノア・コッポラ監督が紡いだ、大人の男女のフランス旅。

80代にして、エレノア・コッポラが初めて撮ったフィクション映画『ボンジュール、アン』は、とてもチャーミングな作品。映画プロデューサーの夫と、家庭を支えてきたアン(ダイアン・レイン)が、ある事情で夫の仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)と2人、カンヌからパリまで車で移動することに。ところが、人生を謳歌する典型的フランス男性・ジャックのせいで寄り道ばかり。目的地まで最短コースを突進しがちな日本人