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ニューヨーク

この春の日本を彩る、美しく先鋭的な絵画たち。

 ダイナミックな筆致を宿すフランス人ペインター、ベルナール・フリズをご存じだろうか? 機械的な筆の動きを連想させるフリズの抽象画は、いずれもキャンバス上で起こる有機的な混乱を予見したうえで、綿密に練った描画プロセスを通じて生み出されるものである。ランダムに絵具を絞ったパレットからスタートする彼の制作行為は、現象に委ねるように展開されていく。

 そんな彼の個展『BERNARD FRIZE』が、3月

untitled(2006)|ガブリエル・シエラ

 水平に切られたリンゴの間に、1ドル札。現代アートってさっぱりわからんという人にとっても、コンセプチュアルながら、わかりやすい作品ではないでしょうか。さて、「ビッグ・アップル」といえばニューヨークの愛称です。この言葉が使われ始めたのは1920年代なんだとか。当時の人々が夢見た、これから来る“ビッグ”な時代に込められた期待を感じますね。が、しかし。この作品では、どこにでもある普通のリンゴになってしま

時計とスカーフ|マリオ・ミラベラ

ブルックス ブラザーズの元マスターテーラーを父に持つマリオ・ミラベラさん。1977年から同じブルックス ブラザーズに勤め、現在はマディソン本店に在籍。今年で勤続42年目となる。
「父はもともとイタリアで自身のショップを持ち、テーラーをしていた。50年代にはたくさんの人がスーツを着ていて、アメリカ人はヨーロッパのテーラーに仕立てを頼み、出来上がったものをアメリカに持ち帰っていた文化がある。そんな経緯

ジャケットとネクタイと時計|ハリー杉山

ニューヨーク・タイムズの東京支局長も務めたイギリス人ジャーナリストの父を持つハリー杉山さん。11~18歳の思春期をイギリスで過ごし、イギリスで一番古い全寮制の学校ウィンチェスター・カレッジを卒業。1382年から続く名門校に、祖父、そして父と代々が通っている。寮に入った13歳の時から英国でジャケットを着てきただけに、フォーマルへのこだわりはかなりのもの。50枚は所有しているというジャケットの中でも、

一から十までカスタマイズ。

〈リュニフォーム〉はすべての工程を手作業で行うパリのバッグ・小物ブランド。魅力はベースとなるモデルを選び、生地やパーツ、イニシャルの刻印まで自在にカスタムできる公式オンライン限定のサービス。それが4月12日に丸の内でオープンした国内初の店舗では、実物を見ながら自分好みのデザインをオーダーできる。H30×W40×D12㎝。バッグ98,000円(リュニフォーム/エドストローム オフィス☎03・6427