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26日

鮮やかに蘇る、1960〜70年代の東京風景。

 1968年10月26日。細野晴臣(21歳)、松本隆(19歳)、野上眞宏(21歳)の3人は、目白にある野上の実家でグダグダとしながら朝を迎えた。その前夜、細野と松本はバーンズというアマチュアバンドで青山のディスコ〈コッチ〉の"箱バン"を務め、細野の同級生だった野上はその演奏を聴きに行っていた。徹夜明けの朝、東京はめずらしく靄が立ちこめていた。野上はふと引き出しにしまったままのニコンFを取り出し「写

ドラマで非日常を味わうという悦楽。|滝本 誠

OooO! fuuuck!! と感動したのは、ダッチワイフの登場であった。昨今のリアルなラブ・ドールではなく、息で命を吹き込むチープなヴィニール製ダッチワイフ。ダッチワイフにはどこか郷愁、哀愁があり、それだけで評価点はアップする。
 というわけで、最近のドラマ(犯罪系)では断然『キリング/26日間』なのだ。ダッチワイフは、主役の女性刑事サラ・リンデンがシアトル警察殺人課を退職することになり、そのご

セックスレスでも結婚すべき?

付き合って10年、38歳の彼女もそろそろ結婚を望んでいるはずですが、だいぶ前から同棲していて馴れ合いで、体の関係もないまま数年が経ちました。自分も年だし、子供も欲しい。セックスレスを解決したい気持ちもあるのですが、彼女とはもうそういう気分になれません。新鮮さを取り戻す方法はありますか?(会社員/49歳/男)

パリ・シャトレ座のその先へ。|渋谷慶一郎

 オペラの殿堂であり、パリの文化を牽引するシャトレ座。1862年建設の歴史ある劇場で、初音ミクがアリアを歌う  それは事件といってもいい、前代未聞の出来事だった。昨年11月パリで、生身の歌手もオーケストラも登場しない世界初のボーカロイド・オペラ『THE END』を成功させた音楽家、渋谷慶一郎。「リハーサルで自分の曲が流れた時、ステージで馬鹿みたいに涙ぐんじゃって。こんな綺麗なところでやれて幸せだな