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大変な時期がないと、ちゃんとした漫画家になれないんですよね。|東海林さだお

 4年、5年の間は月に1回、編集部に漫画を持ち込んでいました。いろんな傾向の漫画を描いて、最終的にサトウサンペイさんのようなサラリーマン漫画に落ち着いたんです。でもね、何しろ締め切りがないでしょ。「今日できないから明日でいいや」と、どんどん先延ばしにしちゃって。『週刊漫画TIMES』で連載デビューが決まってからは猛烈な勢いになって、寝る暇もないぐらい。『新漫画文学全集』というのが人気になったんです

漫画を持っていっても、4、5年は採用されませんでした。|東海林さだお

 中学2年の終わり頃に栃木から八王子に戻って。高校は進学校でした。隣に一橋大学があって、一橋を受ける人が多かった。僕も勉強に励んだけど成績が良くなくてね(笑)。真面目な高校で喫茶店に入ったことがない生徒がほとんどでした。部活をやると大学に受からないと(笑)。なので、部活はなしです。でも授業中に先生の似顔絵を描いて、みんなに回したりしていました。手塚治虫さんがデビューした時代で、みんな影響されてプロ

島田雅彦

「人間は主として2種類に分けられます。効率的にお金を稼ぐ人と“新しいお金”を作ってしまう人。前者はビジネスマンと呼ばれ、後者はアーティストと呼ばれますが、私の父はお金を稼ぐのがへたで、自分もそうになるに決まっていると幼い頃から思ってきました。というわけで、貨幣経済とグレた付き合い方をすべくアーティストになったわけです」
 そう語るのは、小説家の島田雅彦さんだ。実際、2010年に刊行された著書『悪貨

人間って美しい。忘れかけていた感覚を取り戻せるアート展。

 絵画や彫刻、現代のイラストレーションなどのアート作品のなかで、多くのアーティストが題材にし、鑑賞者の目を惹き付けるモチーフの一つが、女性を描いたものだろう。女性の美しい姿を表現した作品は、昔から世界中で愛されてきた。不朽の名作といわれるレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」をはじめとして、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」や、ラファエロの描く聖母など、美しい女性をモチーフに描かれた作品の数々

ペティボン挿画入り、 魅惑のトンプスン本。

 やはり、巻き込まれてしまいました。ユーモア、そしてヴァイオレンスふんだんの魅力的な奈落=ツイン・ピークスの滝に……。仕方ないですね、こうなったら身をゆだねるしか対処のしようがないですね。
『ツイン・ピークス』3シーズン、エピソード3、ある奇怪な機械が打ち出す番号3という、言ってみれば666÷2=333というべき3並びの救済者を演じるのが、われらが裕木奈江3なのです。すばらしい。学生実験映画のよう

ミリタリーテイストのシューズ。

英国ブランドを代表する〈フレッドペリー〉が、同国の〈ウォルシュ〉とコラボしたシューズが登場。定番モデルの《TORNADO》がベースで、デイリーに履けるミリタリーテイストの配色が魅力。写真のライトグリーン×オリーブとオリーブ単色の2色展開。19,000円(フレッドペリー×ウォルシュ/フレッドペリーショップ東京☎03・5778・4930)

小林亜星

戦時下の少年時代から退廃のにおいに魅せられた自称、ナンパな不良少年が、ハワイアンやジャズを片手に夜の世界を飲んで、買って。一度は入った会社を飛び出して、万人の耳に残るメロディを生み出し続けた才人、小林亜星。小さな事務所でその巨体を響かせながら語る人生は、骨太な反骨精神を持つ本当の不良だけが語り得る、軽快で耳に残る歌だった。

若木信吾

「僕がお金の話? それは若い写真家の夢を奪わないように気をつけないとな(笑)」と、苦笑いの若木信吾さん。何をご謙遜。映画製作や出版社設立、書店経営など、写真家として第一線で活躍する傍ら新しいプロジェクトを立ち上げてきた若木さんは、クリエイターの憧れの的だ。
 2010年、故郷の浜松に開店した〈BOOKS AND PRINTS〉は、書店と喫茶、イベントスペースが融合した空間。普通の書店ではお目にかか

「ここを離れることは一度も考えたことがありません」

 遡ること70年以上前、この場所には、父、小池四郎の出版社・クララ社と、母、小池元子が主宰していたクララ洋裁学院がありました。戦中、建物は軍によって強制倒壊、戦後すぐに父は他界し、疎開先から戻ってきた私は、ここで母と2人、庭に建て直した20坪ほどの平屋で暮らし始めました。
 その平屋が、今、家の中心になっています。西側にある2階屋は、1970年代の初めに母と相談して私が初めて建てたもの。建坪はわず

イーノとフリップ、ヨーヨー(友友)馬。

 馬は友達、ヨーヨー・マ(友友馬)、高名なチェリストの名前がつい浮かんでしまいましたが、馬への人間の思いは格別のものがあるようです。パリも凱旋門賞の季節になると、いつもは中国、韓国の観光客に占拠されている街にいきなり日本人が増えますが、馬は友達以上に友友金というところでしょう、ヨーヨー。
 今年の夏は、舞台劇『ウォー・ホース~戦火の馬』の来日公演が話題となりましたが、この秋の競馬、いや馬といえばこ