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漫画家

"目立ちたい"という欲望には恥じらいを持って。

 次に長編を書くのなら、子役の世界を書いてみたいと松尾スズキさんが思ったのが実は10年以上前。子役出身の俳優と対談し、俳優養成所内の厳格な上下関係や、一部の人間だけが生き残る残酷な社会に興味を持ったのがきっかけだった。
「この10年の間に僕も実際に芸能界を見てきた。子役の世界に代表される特殊な芸能社会に、サラリーマンを引き込んでみたら、自分流のサラリーマン小説が書けるんじゃないかと思ったんです」

表現に本気と冗談が入り交じる3人のクリエイター。

 曲が良くて、歌詞が良くて、サングラスが似合って歌い方がクール。荒木一郎さんは音楽家としてあり余るほどのギフトを備えた才人。一方で、女優のプロデュースやマジシャンをやっているなど、ミステリアスで、本気か冗談かわからない人。田村隆一さんのエッセイに目を通していると、毎日ウイスキーを飲んでいて、いつ仕事をしてるんだろうと思うけど、詩を読むと、人間の能力を最大限活かしているような言葉繋ぎに唸ってしまう、

なるか、一念勃起、バンド・デシネ復興。

 バンド・デシネ、このフランスの漫画ジャンルはアートのジャンルでもあって、たとえばバンド・デシネ漫画家、映画監督でもあるエンキ・ビラルはルーブル美術館と組んで、『ルーブルの亡霊』展を美術館内部で展開したりするわけです。
 このところ、わが国ではちょうどバンド・デシネに多くの原作を提供してきたアレハンドロ・ホドロフスキーの来日もあって、また若手の研究家・翻訳家の俊英、原正人氏の尽力もあって、メビウス

フランス漫画界のエースに日本のオタクも脱帽!?

プールで出会った女の子に惹かれる、主人公の心情の移り変わりを美しい色彩で描いた『塩素の味』で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の新人賞に選ばれたBD(バンド・デシネ=フランス語圏の漫画)作家バスティアン・ヴィヴェス。幼い頃から日本の漫画やアニメに触れ続け、さらにフィギュアコレクターという顔も持つ。パリの自宅には、フィギュア(その数2000以上)専用のコレクションルームまであるという。

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