THE CITY DONUTS AND COFFEE(兵庫/神戸)
アメリカンな空間で
至福のドーナツタイムを
店主の小野原祐輔さんが、アメリカ滞在時に親しんだ「ドーナツショップのある暮らし」を自身の地元・神戸にも根づかせたいと、外国人居住率の高い北野にオープン。
ショーケースには、目にも楽しい色鮮やかな12〜15種類がスタンバイ。気温や湿度に合わせて発酵時間を調節し、ふわっと歯切れの良い食感に。トッピングがたっぷりのった現地さながらのボリューム感を出しつつも、生地のエアリー感と控えめな甘さによって後味は軽やか。インテリアなども含め店内の開放的な空気も心地よく、ちょっとした旅気分が味わえる。
SH16MA DOUGHNUTS(兵庫/伊丹)
パンとドーナツを融合させた
新感覚のおいしさ
大手スーパーのベーカリー部門でキャリアを積み、イベント出店などを経て、念願のドーナツ店を開いた松本翔太さん。イーストを使い、一つずつ手で成形する生地は、フカフカの食感ながらも確かなコシも感じられる独自のおいしさ。油切れが良く、後味あっさりなのも嬉しい。
定番のプレーンをはじめ、牛の塊肉がごろっと入った牛肉カレーやグラタンなどのおかず系、クッキー生地を纏ったメロンパン風の焼きドーナツなど、ベーカリー時代に培った技も投入した12種類がラインナップ。遠方から通うファンも多いという。
おやつ 晴レノ日(兵庫/丹波篠山)
わざわざ目指して訪れたい
月に数日のとっておき
両親の移住をきっかけに丹波篠山の魅力に触れ、この地でカフェを開くことを決めた西村未来さん。レモンケーキをはじめ多彩な焼き菓子が並ぶ中、人気は月に3日だけ登場するドーナツ。
「素朴でほっとする味」を目指し、冷めてもふっくら感を損なわない粉の配合がこだわり。丹波産の地卵や近所の農家から仕入れるきな粉など、地元食材も積極的に取り入れる。プチプチッとした食感が楽しい全粒粉入りオールドファッションや、発酵生地で作るシュガーなど4〜5種類を用意。小ぶりなサイズも愛らしく、2個3個と手が伸びる。