TaiTan
周啓くんは街でファンに声をかけられるとうれしい?
周啓
ライブ後だったらうれしいけど、プライベートのときは嫌だなあ……。逆にうれしいタイミングってある?
TaiTan
あるでしょ、誰かと店で飯食ってるときとか。「こいつは店で声をかけられる側の人間なんだ」って思われるし。
周啓
誰に向けたアピールなんだよ。俺は声をかけられない人間の方が高尚だと思ってるからな。
たまにカメラ向けながら声をかけられたりすることもあるけど、敗北感を感じるよ。例えば俺じゃなくて米津玄師だったら、声をかけたり勝手に写真撮ったりはしないだろ。
TaiTan
なるほどね。今回は『文春にバレない密会の方法』という本ですが、「こんなに過剰に防衛する必要あるか?」って思うわけですよ。
周啓
まあ確かに終始バカバカしかったね。
TaiTan
おそらく本当にバレたくないわけじゃなくて「ここまで防衛しているのにバレるかもしれない」っていう状況そのものが密会を盛り上がらせているわけだ。
周啓
バレる瞬間を望んでいるんだろうね。
TaiTan
「本当はバレたくないけどバレたい」という周啓くんの精神構造が浮かび上がってくるよね。だから変なメガネを掛けたり変な髪形にしているわけだろう?街で誰かにバレたいという気持ちの表れだね。
周啓
いい加減にしろ。
TaiTan
承認欲求の化け物みたいだよ。
周啓
お前には言われたくないね。自分の名前が書かれた服着て歩いてるじゃん。
TaiTan
誰がゼッケン着用してるんだよ!
周啓
お前も、この本を面白がっている人間も、みんな本当はバレたいんだろ
TaiTan
面白がってる人間なんか5人くらいしかいないだろ!こんな本作るんじゃねえ!