基本性格
そのシンボル=天秤が表すがごとく、バランスを取るのがうまく社交性にも優れている天秤座。
「妥協がうまいと言うか、妥協を悪いことだと思っていなくて、落としどころを見つけるのを気持ちいいと感じるのが天秤座です。人付き合いも得意ですが、中立を好みます。平和がいちばん、という性分です」(七嶋さん)
集団の調和を重んじ、そのためにはいろいろな顔を使い分けられる。品格ある振る舞いをすることに矜持を持っている。いっぽう、完璧主義なところがあり、善悪よりも美を価値基準においているのも大きな特徴。
「基本的に正義の人で、ジャッジを求めます。真・善・美が大切で、混沌や不完全を本能的に嫌うんです。秩序のある美や快楽、品格を重要視します」
天秤座に月を持っている人は、それゆえ、美への追求心が強く、ファッションリーダーも多い。「みっともない」のが何より嫌で、完璧主義者の面も。博愛的で知的な紳士だ。
人間関係、ここにご注意
「平和主義でそつがない。そんな天秤座は、建前を重視しているところがあります。なので、人当たりはいいのに、『この人は本音で話しているだろうか』と周囲に思われる可能性があります」
12星座の火地風水の4つに分類したとき、天秤座は「風のエレメント」に属する。風は、知性を表すもの。月星座・天秤座の人は、知性で自分の本音や、柔らかく生々しい感情を抑え込んでしまっているかもしれない。そのため、自分で自分を見失いかねないので気をつけたい。
さらに、「まあまあこの辺で……」と落としどころを見つけるセンスは抜群だが、常に中立でをとる姿勢は、場合によっては事なかれ主義と見なされることも。ときには、みっともなさを恐れずに、感情に正直になってみよう。
「完璧を目指しすぎて、一人で辛くなることにも注意を。自分の腹黒さを許し、人間は完璧ではないと理解した上で完璧さを求めましょう」
そもそも月星座とは?自分の月星座を調べる
私たちが普段「自分は〇〇座」と言うときに使っているのは「太陽星座」と言われるもの。「太陽星座は、外から見た自分、社会的な自分を表すと言われています。それに対して月は、自分が自分に持つイメージ。太陽星座が“スーツ姿”だとしたら月星座はいわば“パジャマでいる自分”を示すものなんです」
月星座を調べるには、以下のリンクから誕生日を入力。結果の表の中で、月マークの横に書かれた星座が、自分の月星座だ(*外部サイトにつながります)。