基本性格
12星座を順番に並べるときに、先頭に来るのが牡羊座だ。火水地風の4エレメントに分類すると「火のエレメント」。始まりのサイン（星座）であり、燃える火のような熱を持って活発に動き回る。
「とにかく瞬発力があります。一人でダッシュしてスパークするような。そしてなにより素直。12星座の最初というところから、転じて『誕生』を象徴します。月星座が牡羊座の人は、生命力にあふれた赤ん坊のようなイメージです。赤ん坊がオギャーと生まれるときのようなストレートさがあり、チャレンジャー気質。シンプルで裏表がありません」（七嶋さん）
予定のない休日は、即決即断でアクティブに出かける人が多いかもしれない。
「牡羊座は、『生きることは個人的闘争』と捉える星座です。どうしたら納得いく生き方ができるか、生命力を感じ、命を燃やせるか。そんなことを大事にしてみるといいでしょう」
人間関係、ここにご注意
思いついたら即行動！な牡羊座は、人に相談せずに単独行動をしがち。悪く言うと短絡的なところがあるので、早とちりや先走りで迷惑をかけないように気をつけよう。自分の勢いを止められたくない気持ちが強いが、他の星座から見たら「ただの制御不能な人」という可能性も。
「また、牡羊座は意思表明をストレートにするので、それがわがままと見なされることもありえます。火の星座が強い人（牡羊座に月があるなど、火のエレメントに多く天体を持つ人）は、意思表明＝コミュニケーションと思い込んでいる場合があります」
「これをやりたいって言ったから、伝わっているはず」という具合だ。
「わかりやすい人だとは思われていますが、人付き合いではそれゆえに不器用な面があります」
自分はこうだ、という軸がぶれないからこそ、本当の意味での意思疎通ができていなくて、かつそれに気づけていないことがあるかもしれない。
そもそも月星座とは？自分の月星座を調べる
私たちが普段「自分は〇〇座」と言うときに使っているのは「太陽星座」と言われるもの。「太陽星座は、外から見た自分、社会的な自分を表すと言われています。それに対して月は、自分が自分に持つイメージ。太陽星座が“スーツ姿”だとしたら月星座はいわば“パジャマでいる自分”を示すものなんです」
月星座を調べるには、以下のリンクから誕生日を入力。結果の表の中で、月マークの横に書かれた星座が、自分の月星座だ（＊外部サイトにつながります）。
