NOZOMI
本場も認める、コニャックの伝道師。
発酵した果実を蒸留したお酒がブランデー。中でもフランスのコニャック地方で育ったブドウを原材料にするのがコニャックだ。
この地に30年以上通い、日本人で唯一、現地のコニャック協会にこの酒の魅力を伝える“エデュケーター”に認定されている鯉沼康泰さんが厳選したボトルがHPで買える。
「最初に飲むなら、色が薄く、樽熟しすぎていないものがおすすめ。軽やかで、畑の味を感じられますよ」
モルトヤマ
足を使い鼻と舌で吟味したボトルたち。
訪れた蒸留所はスコットランドだけで60ヵ所に及び、新たなウイスキーが日本に入ると知ればバーに出向いて飲む。
軽快なフットワークを持つ下野孔明さんのショップでは、シングルモルトウイスキーを中心に、ラムやジンも取り揃える。特徴は、ウイスキーのプライベートボトルが充実していること。
商品ページの「テイスティングノート」を読めば、そのボトルの味わいがありありと伝わってくる。
Vino Hayashi
グラッパ入門者が知るべき2つの生産者。
グラッパは、ワインを醸造した後に残るブドウの搾りかすで造る蒸留酒で、イタリアの食後酒の定番。世界的に有名なグラッパの生産者〈ロマーノ・レヴィ〉を日本に紹介しているのがこのショップ。
2010年設立で、ソムリエ資格を持つスタッフがワインやグラッパを厳選。14年間オーク樽に詰めたという、珍しい長期熟成グラッパを手がける新鋭〈エービー・セレツィオーネ〉のボトルはまず飲むべきだ。
リクオレリア
バール仕込みの、イタリア日常酒案内所。
イタリアでバールマンとして16年暮らした野宮裕介さんのボトルショップ。バールとは朝のコーヒーから深夜の食後酒まで提供する町の憩いの場で、日本のコンビニのように身近でありふれた存在だという。
「リキュールもアイスに、エスプレッソに、といろんな楽しみ方をお客さんに教えてもらいました」と言うように、ショップのリキュールの商品紹介にはおすすめのアレンジ方法も掲載。