リカーズハセガワ本店(東京/八重洲)
お酒選びは、好みの音楽を探るように。
「レコードショップで“これ!”という盤に出会うには試聴が欠かせませんよね。お酒も同じですから」と、大澤周作さんはお店で有料試飲ができる理由を教えてくれた。酒と音楽はつくづく相性がいいものだ。
実は現在のようにあらゆるハードリカーを取り揃えるようになったのは、25年ほど前から。
以来、天井に届くほどにまでボトルが並ぶようになり今では約2,000種類にも及ぶ。中でも最近大澤さんが注目しているのはコニャック。
株式会社ラダー(東京/三宿)
ボトルを舌で味わう前に、目で楽しむ。
2021年5月にオープンした、シングルモルトウイスキーを中心に揃えるリカーショップ。
大通りから少し入った隠れ家のような空間には、中央に試飲ができるカウンター、両サイドにボトルがずらりと並ぶ。
まるで超がつくほどのウイスキー好きの邸宅にお邪魔したみたいだ、と感じるのは、ボトルに一切ポップが付いていないから。
「こだわって作られたラベルや佇まいも含めてお酒を楽しんでもらえたら」と石井滉二さん。これなら初心者でも楽しめそうだ。