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〈BASE ANEA BOTANIZE〉〈moku〉〈BROMELIADS〉〈mana’s green〉ここから、植物を始める。グリーンショップリスト Vol.1

ここ数年で、多くのグリーンショップが開業したと聞く。ついつい覗いてみたくなるお店を集めました。ここから、植物を始めよう。

Photo: Atsushi Ishihara, Chihiro Oshima, Fumiko Kawazoe, Kunihiro Fukumori, Nagahide Takano, Natsumi Kakuto / Text: Chisa Nishinoiri, Keiichiro Miyata, Mako Yamato, Shiho Yoshida

mana’s green(吉祥寺/東京都)

育てる楽しさを教えてくれる実生株がずらり。

「塊根部分のぽっちゃり感がたまらなく可愛いですよね」と、パキポディウムのフォルムに魅せられたオーナーの真中隆之介さんが、WEB販売を経て昨年吉祥寺に週末だけ開く実店舗を開業。「小さい株から育てていくことも植物と付き合う楽しさの一つ。育てるって楽しい!と感じることが園芸の第一歩」と、実生にも力を入れており、店には若々しいパキポディウムの実生株も多数揃う。

本業が造園業というだけあり、ガーデニングのノウハウを生かして、原産地の風景をイメージした仕立ても得意。一味違った仕立て鉢をお探しの人には嬉しい出会いもありそうだ。バリエーション豊富に揃う黒のプラ鉢や化粧砂の量り売りなど、気の利いた品揃えも嬉しい。

BROMELIADS(奥沢/東京都)

原種から交配種まで、ブロメリア専門店。

全国的にも珍しいブロメリアと流木の専門店。「原種、交配種合わせて600種類ほど扱っていますが、もっと多くのティランジアを取り揃えたいですね」と、オーナーの木野清貴さん。「木などに着生して育つティランジア本来の姿に、なるべく近い状態で育ててほしい」からと、活着用の木片や流木も多数取り扱う。

店には子株が育ってクランプ(=群生状態)になった、ティランジアのフンキアナ、トマセリー、ベルゲリなども並ぶ。中には、10年近くかけて巨大化したモンスター級のものも。

「ブロメリアが花を咲かせるのは一生に一度きり。花が咲き終わり自身の生長を終えると、鮮やかな緑色の子株が芽を出す。そうやって生命をつないでいく姿も愛おしいですね」


moku(小石川/東京都)

『BOTTA』の主催者が営む、着生植物が並ぶお店。

東京ドームから徒歩10分、ビルの2階にある複合施設の一角を占めるのが〈moku〉だ。人気の植物イベント『BOTTA』の主催者である金田和希さんが営むショップには、ファレノプシスやデンドロビウム、ケラトスティリスにレナンセラなど世界各国の蘭に加え、サンセベリアやリプサリスといった観葉植物が並ぶ。

蘭はコルクに着生させたものと、鉢植えのもの、どちらも用意されている。「蘭の奇天烈なフォルムと、可憐な花に魅せられてしまいました」と語る金田さんは、植物空間デザイナーとしても活躍。
購入後も植物を元気な状態で、長く楽しんでもらえるように、専門的な角度から、育成環境を含む育て方の提案や、種の個性まで丁寧に説明してくれる。

BASE ANEA BOTANIZE(代官山/東京)

塊根植物をスタイリッシュな鉢とともに楽しむ。

塊根植物のコレクターとして知られる横町健さんがオーナーを務める、塊根植物に特化した販売店。店は代官山にあるマンションの一室。

太陽光が燦々と注ぐテラスに設えられた特注の温室内に、大ぶりのパキポディウムやアデニア、スタイリッシュな鉢に仕立てられた小ぶりの多肉植物、輸入株のアガベなどが育つ。

店には沖縄の陶芸作家とコラボしたやちむんのオリジナルブランド〈然(ZEN)〉や〈invisible ink.〉の鉢なども揃い、植物と鉢をコーディネートで提案。「植物と鉢の唯一無二の組み合わせも楽しんでもらいたい」と、ジェネラル・マネージャーの伊藤正樹さん。オーナー仕込みの植物好きのスタッフが常駐し、植物の育て方やアフターケアまで相談に乗ってくれる。