湯気(新中野)
話題をさらった町の中華が新天地で待望の復活。
2018年夏に開店するや、日常的に食べたい飾らない中華料理とナチュラルワイン、同じ空間に花屋が共存する不思議な雰囲気が評判に。瞬く間に人気を集めた〈湯気〉だが、ビルの取り壊しのためにわずか8ヵ月でクローズした。そこから、店主の田口雄一さんと、花屋の店主で田口さんの妻・memeさんは約1年かけて理想の「古い物件」を探した。
そして今年、新中野駅に近いエリアに新たにオープン。ホワイトボードに手書きされたメニューの雰囲気は前と変わらず、圧倒的な人気を誇る「油淋鶏」もあるが、内容は少しずつ変化している。
田口さんは出版社勤務の傍ら、中華料理研究家の佐藤幸男さんが主宰する料理教室に3年間通い料理を習得した。「ようやく店を構えたのだから、師匠から習った料理や新しいメニューも徐々に増やしていきたいです」
思い描いた通りの新天地で、料理もますます進化の予感!