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グルマン温故知新:恵比寿〈take CURRY〉混ぜてよし、つまんでよしなスパイス惣菜

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「和印なスパイス」。クミンやペッパー、カルダモンなどなど、インド料理でお馴染みのスパイスが日本のお惣菜と出会った。そんな融合が新鮮な味わいを生み出す新店へ。

Photo: Yoichiro Kikuchi / Text: Haruka Koshihara

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take CURRY(恵比寿)

混ぜてよし、つまんでよしなスパイス惣菜。

「スパイス」と「惣菜」という、一見すると結びつきづらいイメージのキーワードを掲げたニューフェイスが恵比寿に登場した。

カフェテリア方式のショーケースから食べたいものを選んで構成するプレートがメイン。カレー類や、スパイスが香る野菜料理のほか、「切り干し大根」「ひじき」などの“ザ・ニッポンのお惣菜”の名称もちらほら。

メニューを監修するのは、スパイスの輸入を手がけるインドアメリカン貿易商会の3代目のシャンカール・ノグチさん。「ベーシックなお惣菜とスパイスは実は相性がよく、以前から研究していた」そうで、デパ地下でお馴染みの惣菜店〈まつおか〉とタッグを組んで、“和+印”なスパイス料理をこの店から発信することになった。

おかず+ご飯+スープのプレートは、最初はそれぞれのお惣菜を味わい、途中からスープをかけて全体を混ぜると、さながらカレーに。段階的に味わうのが楽しいアイデアメニューだ。

恵比寿〈takeCURRY〉店長の丸山晋平さん
お惣菜を盛り付けてくれる店長の丸山晋平さん。
恵比寿〈takeCURRY〉店内
イエローが基調の明るい空間。壁には “spice me up!” のネオン管が光る。

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