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グルマン温故知新:神楽坂〈TAKE〉ちょい食べ&飲みにも、しっかりご飯にも

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「おいしい中華酒場」。好きなものを好きなだけ食べて、当然飲める、気楽、気軽な中華バルができてます。おしゃれ中華の先駆けの2号店。そっちが一杯でもココがあると嬉しくなる、そんな店。夜は長いぞ、じっくり行こうぜ。

photo: Shin-ichi Yokoyama / text: Michiko Watanabe

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TAKE(神楽坂)

ちょい食べ&飲みにも、しっかりご飯にも

ヌーベル・シノワというのか、和素材を巧みに取り入れた新感覚の中国料理で人気を博す〈ENGINE〉の2号店が同じ神楽坂に登場。深夜食堂ではないけれど、19時から翌1時までやっている。一番の賑わいは、仕事を終えた同業者たちが訪れる23時以降というのも、何だかいいじゃないか。

店を任されたのは〈ENGINE〉の松下和昌シェフのもとで6年修業した阿部孟(たけし)シェフ。2人で相談し、決めたというメニューは食堂のような親しみやすいもの。「コースではなく、好きなだけ食べられる渋谷の人気居酒屋〈高太郎〉みたいな店を目指して」とポテトサラダ、炙(あぶ)り〆鯖、茶碗蒸し、小松菜とゴボウのお浸し……と、中華にこだわらないラインナップも多々。

もちろん、定番、餃子に焼売、麻婆豆富(この字を当てている)も用意されている。

どこかで食事をした後の2軒目、また、食事に行く前などにもぜひ気軽に活用したい。

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