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グルマン温故知新:吉祥寺〈TACOS Shop〉ちょっと1枚+1杯もOKな“タコス角打ち”

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回は一つの料理や食材への並々ならぬ愛情で、マニアックな専門店を作り上げてしまったお店。愛の強さ=味わいに比例する!遊び心溢れるメニューを堪能せよ。

Photo: Hisashi Okamoto / Text: Haruka Koshihara

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TACOS Shop(吉祥寺)

ちょっと1枚+1杯もOKな“タコス角打ち”。

個性的な酒場がひしめく吉祥寺のランドマーク「ハモニカ横丁」に登場した、スタンディングのタコス店がこちら。店主の近藤輝太郎さんは、もともとはナポリピザ職人。経営していた店が軌道に乗り「違う業態をやってみたい」と考えていたとき、この物件に出会った。「実は契約してから、何をするかを考えてタコスに決めた」という豪胆ぶりだが、速攻メキシコへ飛んで食べ歩き&必要な道具などを買い付け。短期集中学習で、作り方を会得した。

生地のもとであるトウモロコシ粉は、白とブルーコーンをのせる具材により使い分け、常に焼きたてを使う。また「主食材を煮込む際は、燻製唐辛子がマスト。だしのような旨味と、メキシコらしい“滋味深さ”のような、風味が出るんです」。

タコスは、毎週新作が登場。「万願寺とうがらしとアンチョビ」「アジ唐揚げ」etc.、自然派ワイン、メキシコの蒸留酒といったアルコールが進む布陣だ。

吉祥寺〈TACOS Shop〉店主の近藤輝太郎さん
注文が入ると生地を丸め、専用のプレス器で平たくして、鉄板で焼く近藤さん。
吉祥寺〈TACOS Shop〉店内
細長いテーブルをぐるりと囲む形状の店内。

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