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グルマン温故知新:恵比寿〈ta.bacco〉メニューはナシ、自由なコースでワインを!

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「割烹・小料理イタリアン」。ゲストに合わせておまかせコースをカスタムする店で、イタリア料理の繁盛店が仕掛ける新機軸。現地の食文化に根ざしながら、片や割烹、片や小料理屋のような馴染み深さと楽しさで、ワインが進む、進む!

photo: Naoki Tani / text: Kei Sasaki

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ta.bacco(恵比寿)

メニューはナシ、自由なコースでワインを!

料理の品数やワインの量は、気分とお腹具合でいかようにも。ユニークな店の仕掛け人は学芸大学を拠点に〈リ・カーリカ〉などを展開する堤亮輔さんだ。

しっかり食べたい派は10~12品のフルコースで、飲み中心派は軽めに、2軒目使いならさらに軽めに。「パスタは必ず」「軽いつまみをちょこちょこっと」なんて要望を伝えて、委ねて。

旬の野菜や魚介を使った前菜から、ペポーゾ(牛すね肉の黒コショウ煮込み)や手打ちパスタなど、イタリア各地の郷土料理まで全30品の中から、塩梅よく組み立ててくれる。いわく“おまかせコースのパーツ売り”。「会話をしながら、お客様ごとの時間をコーディネートできたらと」と堤さん。

デイリーなものからファン垂涎の造り手のバックヴィンテージまで、グラス売りだけで30種というワインも壮観。恵比寿駅すぐ、でもちょいわかりにくい立地も楽しく、食の楽しみを知るゲストで連夜大賑わいだ。

恵比寿〈ta.bacco〉スタッフ
店を統括する松本和久さんを中心に、若いスタッフたちで恵比寿の夜を盛り上げる。
恵比寿〈ta.bacco〉店内
看板ナシ、雑居ビル2階の一室にある。

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