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グルマン温故知新:芝公園〈芝惣菜所〉近くに越したくなる⁉ 惣菜店+角打ち

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回は一つの料理や食材への並々ならぬ愛情で、マニアックな専門店を作り上げてしまったお店。愛の強さ=味わいに比例する!遊び心溢れるメニューを堪能せよ。

Photo: Shin-ichi Yokoyama / Text: Koishihara Haruku

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芝惣菜所(芝公園)

近くに越したくなる⁉ 惣菜店+角打ち。

2019年、芝商店街に〈イタリア料理 樋渡〉を開いたシェフの原耕平さん。年季の入った物件に惹かれて来た土地だったが、やがて住む人の気配が色濃い街への愛着が増していった。同じ芝2丁目で江戸料理の店を営む海原大さんとの交流も生まれ、海原さんが店を移転するのを機に、その跡地で惣菜と角打ちの店を開くことになった。

「現在は本店の席を間引いて営業しているので、食材の仕入れも減らさざるを得ない。食材を使える場を増やして生産者に協力したいと考えていたところに海原さんから話があり、条件が揃って新店を出すことに」

惣菜には生産者から届く素材をふんだんに使い、時にはイタリアンの枠も取り払った品も並ぶ。そして角打ちコーナーではそれらを、ビールやワイン、自家製のパンなどと共に味わえる。今後はクラフトビールに力を入れる予定とも。1品と1杯でアペリティフを楽しみ、さらに惣菜を買って帰れば2度楽しい。

芝公園〈芝惣菜所〉シェフの原耕平さん
自転車で30秒の本店と行き来している原さん。
芝公園〈芝惣菜所〉店内
店に入って左右にある立ち飲みスペースのほか、外にも小さなカウンターが。

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