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グルマン温故知新:代々木上原〈REI Chinese Restaurant〉上質をカジュアルに。ホームタウンに根ざす新店

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「2020年の町中華」。その町に根ざした古き良き"町中華"が見直されつつある一方、新しく生まれる"町の中華"にも、店主の個性と時代感を色濃く反映したチャーミングなお店が増えています。モダンに進化した、町の中華へ!

Photo: Hisashi Okamoto / Text: Haruka Koishihara

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REI Chinese Restaurant(代々木上原)

上質をカジュアルに。ホームタウンに根ざす新店。

オーナーシェフの高島泰弘さんは、代々木上原住民歴15年。自分の店を開くならこの町で、という夢を、この夏実現させた。

専門学校卒業後、最初に入った京王プラザホテルの〈南園〉では伝統的な広東料理をしっかりと習得。続いての世田谷〈火龍園〉でもオーナーの唐朱興氏の下で広東料理を身につけた。さらには、四大料理もあれば点心もあり、というグランドハイアット東京の〈チャイナルーム〉でも技に磨きをかけた。

そうした技術を携えて開いた店は、ガラス張りのエントランスから店内がよく見え、入りやすい雰囲気。メニューには、店名を冠したスペシャリテ「よだれ鶏“REIスタイル”」を筆頭に、エビマヨネーズソースや黒酢すぶた、焼きギョーザ、など馴染みのある名前が並ぶ。

一流のテクニックを施しつつも親しみやすい料理が揃い、一人客に優しいカウンター席も、テーブル席も完備。ご近所さんが羨ましくなる新顔の誕生だ。

代々木上原〈REI Chinese Restaurant〉オーナーシェフの高島泰弘さん
鮮やかに炎を操る高島さん。
代々木上原〈REI Chinese Restaurant〉店内
モノトーンで統一された店内。壁に飾られた古門圭一郎さんのアート作品がアクセントに。

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