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グルマン温故知新:門前仲町〈Pizzeria domo〉揚げ物もいける、下町の大衆ピッツェリア

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「ローマとナポリの間で」。下町価格で大衆食を目指す有名店の新業態。生地は薄焼きもちっとで、軽やかだけど食べ応え満点。前菜に力を入れ「蕎麦前」ならぬ「ピッツァ前」も大充実。ピッツェリアは街のインフラです。

Photo: Shin-ichi Yokoyama / Text: Mamiko Kume

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Pizzeria domo(門前仲町)

揚げ物もいける、下町の大衆ピッツェリア。

仕掛け人は、中目黒や新橋で人気のイタリアン〈ラ ルーナロッサ〉代表の水谷仁さん。念願だった「繁華街ではない街で地域に密着したピッツェリアを」と、酒場の東都に実現した。

メニューはサラダやマリネ、自家製ハムなど前菜が15種類以上。それも¥400からという値段設定で、早い、安い、旨い、の三拍子が揃う。キノコや豚タンなどスペシャリテの揚げ物に、和牛やもち豚のロースト。魚介は鮮度にこだわり、フレッシュを使用する。長野県〈大島農園〉の有機野菜、ポルチーニと、レストランクラスの素材もさらりと登場させる太っ腹ぶりだ。

本命のピッツァは額縁の薄いローマ風をベースに「底の焼き加減にこだわり、焼き上がりはクリスピーに」とは、シェフの岡田貴徳さん。辛口サラミを使った「ディアボラ」、4種のチーズ入り「クワトロフォルマッジ」だってアンダー¥2,000!本場志向のファストフードとして、下町の顔になる日も近い。

門前仲町〈Pizzeria domo 〉シェフの岡田貴徳さん
〈サルヴァトーレ・クオモ〉で腕を磨いたシェフの岡田貴徳さん。
門前仲町〈Pizzeria domo 〉店内
オープンキッチンのカウンター席にテーブル席も多数。

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