近江牛毛利志満 日本橋ここ滋賀店(日本橋)
牛肉を通して、滋賀をもっと身近に感じよう
東京・日本橋にある滋賀県のアンテナショップ〈ここ滋賀〉のリニューアルに伴い、2階に登場したのが〈毛利志満〉。創業は1879年。滋賀出身の兄弟が東京・浅草に開いた牛鍋店が始まりだという。これが評判となり、近江牛の名が世の中に知られることになったそう。
〈毛利志満〉で扱う牛肉は、滋賀にある自家牧場で我が子のように大切に育てた近江牛。すべて自店で消費され、他店に出すことはないそう。近江八幡の本店での一番人気はすきやきだが、日本橋店は、滋賀の名産をアピールするための店舗。近江牛のみならず、鮒(ふな)ずしや湖魚のつくだ煮など、近江ならではの料理も用意されている。
とはいえ、食べてみたいのは近江牛のステーキ。高級すぎて手が出ない気がするが、ランチなら気楽なお値段で試せるのはありがたい。しっかりした噛み応え。噛み締めるほどに肉の旨味が広がり、ご飯が進む。牛肉っていいなぁと思う瞬間だ。