meuglement(西永福)
肉とワインで満足!のカウンタービストロ。
“肉イタリアン”の代表格として、多種多様な肉料理を揃える牛込神楽坂〈カルネヤ〉で3年。熟成させた赤身肉の塊を多めの油で揚げるように焼くステーキが評判の六本木〈祥瑞〉で2年。イタリアンとフレンチ、しかも異なるアプローチで肉を扱う店で修業した中森隆司さんが、西永福に開いたのは一人で営む「ステックフリットと自然派ワインの店」だ。
2軒でのキャリアを通じて感じたことは「お肉を食べに来るお客様って元気で楽しい人が多くて、お店の雰囲気が盛り上がるんですよね」。かくして、〈祥瑞〉で習得した、油で揚げるように焼くステーキを主役にメニューをぐっと絞り込み、お客様の顔が見えてワンオペでもサーブしやすいからと、コの字カウンターの物件を選んだ。
油の中で刻々と変化する肉の様子を見つつ、芯温や弾力から焼き上がりを判断。完成したステーキの断面は肉汁を湛え、噛み締めれば旨味がほとばしる。