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グルマン温故知新:幡ヶ谷〈こんにゃく寿司とかき氷 KON〉相手はこんにゃく寿司、という天晴れなコンビ

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「かき氷と一品」。ゴーラー(かき氷ラバー)たちにとっては、一年通じて毎日がかき氷の季節。でも我ら一般人のかき氷シーズンは、まさにこれから。いろんな角度からのアプローチで飛躍的においしくなっているかき氷を食べに、大注目のお店へ。器も要チェックね。

photo: Shinichi Yokoyama / text: Michiko Watanabe

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こんにゃく寿司とかき氷 KON(幡ヶ谷)

相手はこんにゃく寿司、という天晴れなコンビ

ちょっぴり郷愁を感じる幡ヶ谷の商店街の一角にある古民家が、目指す〈KON〉だ。昔の姿を残しつつ店舗にしていて、何とも落ち着く雰囲気。実はここ、刺繍家の小林モー子さんが開いた店だ。

ここ10年ほど、ポップアップショップを開いている熊本・阿蘇で出会った郷土料理のこんにゃく寿司と、ゴーラーなら知らない人はいない代々木公園〈セバスチャン〉監修のかき氷を組み合わせるなんて、粋だねぇ。「こんな店知ってるよ」と自慢したい。

こんにゃく寿司は、阿蘇にある〈Café TIEN TIEN〉店主の山田眞由美さん監修。おいなりさんともども、小ぶりで軽やかで食べやすい。セットについている日本茶と店頭販売の茶葉は、福岡〈万〉の徳淵卓さんのチョイスによるもの。

そもそもは「お酒のかき氷を作りたい」という思いから始まったこの店。ともかく、モー子さんの幅広い人脈で成り立っている、世にもユニークな店である。

幡ヶ谷〈こんにゃく寿司とかき氷 KON 〉店員
〈セバスチャン〉川又浩さん監修のかき氷はやっぱりすごい。器は笠間焼の作家Keicondoさん作。
幡ヶ谷〈こんにゃく寿司とかき氷 KON 〉店内
古い邸宅を改装した店内。

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