Keiwa(大塚)
町を変えるか⁉ 名店監修、主役級の水餃子。
中華料理店があった場所とのご縁が生まれ、「家族みんなで楽しめる中華のスピリットを引き継ぎたい」と開店に踏み切った伊藤けいわさん。店づくりの監修を依頼したのは「日本人の感覚にしっくりくるインテリアとおいしい料理」と伊藤さんが絶賛する青山〈希須林〉。「大塚中華」の滑り出しは上々だ。
“少数精鋭”のメニューで売りにしたのは、水餃子。毎朝皮から一つ一つ手作り。豚肉とネギだけという潔い餡は化学調味料不使用で、女性らしいヘルシーなこだわりも。皮はモチモチ、具はジューシー。そんな水餃子にお粥や炒飯、油淋鶏などの主菜を組み合わせ、セットで提供する。わざわざ来てもらえる“動機”になるおいしさを。そんな思いまでキュッと包み込む。
働き方改革を推進し、週休2日で20時ラストオーダー。そんな気張らない空気感も魅力に。「飲食店は町を変える力がある」と伊藤さん。どうやら餃子で南大塚をワクワクさせる気だ。