ふぐ倶楽部 miyawaki(東銀座)
よそ行きじゃない、普段着気分のフグ料理店。
フグといえば高級食材で、フグ料理店は高嶺の花。店主の宮脇崇さんは、大阪とは異なる東京でのフグのイメージを塗り替えて、もっと日常的に食べてもらいたい!という思いから、このお店をオープンした。
遡れば、大阪で複数店舗を展開している〈大阪とらふぐの会〉という会員制のフグ料理店に入社。店長を任された後、東京進出担当となり上京。無事に軌道に乗せ、見事独立に至った。
お造りや唐揚げ、ふぐちりなど、フグずくめのコースが¥9,350(!)は、大阪でも破格だ。もちろん、この価格だから天然フグではないが「味がのっていて、生でも焼いてもおいしい」という3㎏前後の養殖ものを吟味。4〜5日間かけて熟成させて、さらに旨味を凝縮させる。
3階建ての店の1階をカウンター席にしたのも、気軽に入ってほしいから。「てつ揚げとハイボールで一杯、も大歓迎」と宮脇さん。コースもいいけど、フグでちょい飲みも楽しそう!