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グルマン温故知新:月島〈カモンチ come on! 家〉昼営業メイン、飲める定食と小皿つまみアリ〼

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回は一つの料理や食材への並々ならぬ愛情で、マニアックな専門店を作り上げてしまったお店。愛の強さ=味わいに比例する!遊び心溢れるメニューを堪能せよ。

Photo: Naoki Tani / Text: Kei Sasaki

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カモンチ come on! 家(月島)

昼営業メイン、飲める定食と小皿つまみアリ〼。

福岡発のワイン酒場〈ユメキチ神田〉を2010年に立ち上げ、東京と福岡のナチュラルワインシーンをつないできた坂本(旧姓:加茂)雅美さん。結婚を機に離れた女将業を約4年ぶりに再開、月島の一軒屋で小さな店を始めた。屋号は「さ“かも”んち(坂本・加茂の家)」に「カモン!」を掛けて〈カモンチ〉。新旧の客が馴染める「座布団二枚!」の出来のよさだ。

復活に際し、博多・神田時代のスタッフが集結。全員、家庭を持つ女性だから、平日昼営業が基本で、毎日約20種の惣菜を小皿つまみと定食で出している。繁盛店を支えてきた敏腕たち、ポテサラに揚げネギで香りと食感を加えたり、切り干し大根をサバの水煮と和え物にしたりと、ツボを押さえた味作りはさすが。ワインはもちろんのこと、日本酒や焼酎も気になるセレクトだ。定食はご飯抜きで頼んでつまみにしてもよし、つまんで飲んでご飯で締めるもあり。定食飲み、いいカモ。

月島〈カモンチ come on! 家〉女将の坂本雅美さん
4人のきびきびとした動きが店のリズムに。左から2番目が坂本さん。
月島〈カモンチ come on! 家〉店内
定食のお盆が載る広いカウンター。建物は築90年。

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