タンドール&スパイス酒場 chachahui(武蔵小山)
ネパール料理の幅広さを体験できる酒場。
再開発が進み様変わりした武蔵小山の駅前に開店した〈チャチャフイ〉。かつてこのエリアにあり、現在は西小山に移ったネパール料理店〈バルピパル〉と同系列。オーナーのマハラジャン・ラジェシュさんが「武蔵小山は、人が温かくて大好きな街だから」と改めて進出した。
単にネパール料理店ではなく“タンドール&スパイス酒場”と銘打ったのには理由がある。
「ネパール料理=スパイスを使う=カレーと思われがちですが、“ネパールの小籠包”といわれるモモを筆頭に、おつまみ料理もたくさんあるんです。そうした前菜や、タンドール窯で焼いた肉や野菜をスパイスと一緒に味わう楽しさを、もっと日本の人に知ってもらいたくて」とマハラジャンさん。
タンドール料理用のスパイスを自分ですりつぶして準備する提案もユニーク。立ち上ってくる香りをまず嗅ぎ、その後料理につけて味わう。体験が伴うことで、味の記憶がぐっと色濃く。