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グルマン温故知新:代々木〈あずきとこおり〉インパクト強すぎ、おいしすぎ。今すぐ予約を

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「かき氷と一品」。ゴーラー(かき氷ラバー)たちにとっては、一年通じて毎日がかき氷の季節。でも我ら一般人のかき氷シーズンは、まさにこれから。いろんな角度からのアプローチで飛躍的においしくなっているかき氷を食べに、大注目のお店へ。器も要チェックね。

photo: Shinichi Yokoyama / text: Michiko Watanabe

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あずきとこおり(代々木)

インパクト強すぎ、おいしすぎ。今すぐ予約を

ちょっとちょっと大変。ミシュラン2ツ星、「世界のベストレストラン50」入賞の〈フロリレージュ〉川手寛康シェフが、かき氷の店を開いた。店長を務めるのは〈フロリレージュ〉のパティシエールとして7年腕を磨いてきた堀尾美穂さん。

何でフレンチの名店が?ですよねぇ。シェフもパティシエールもかなりのかき氷好きで、あちこち食べ歩いてきたのだが、「もしかして、フレンチの手法を加えたら、かき氷の世界がぐっと広がるんじゃないか」と意見が一致したんだとか。そして、2人ともが自転車通勤の途中で気になっていた場所に店を開いたという。

ただね、これはもう、かき氷屋さんじゃない。氷を使ったデセールの店と言った方がいい。味の深め方が尋常じゃないんだもの。かき氷だけじゃない、あずきのフレンチトーストや川手シェフの手になるスープもあるから、気が抜けない。いやはや、嬉しすぎます。

代々木〈あずきとこおり 〉店長の堀尾美穂さん
かき氷製作中の堀尾さん。細部に至るまでパティシエールの技術が光る。
代々木〈あずきとこおり 〉店内
隅々まで凜とした店内は、カウンター席のみ。

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