赤い部屋(表参道)
高品質なお好み焼きとワインと、最高の音質を。
「関西風お好み焼き・ナチュラルワイン・アナログレコード」という、三題噺のようなキーワードを掲げたワインバー〈赤い部屋〉。オーナーソムリエの松坂愛さんは、目と鼻の先にあるジャズクラブ〈ブルーノート東京〉に長年ソムリエールとして勤めた後、独立。神戸出身の同僚・飯田貴志さんと店を開くにあたり“お好み焼きとワイン”をメニューの主役にした。
お好み焼きは、正直それまでは食べる専門だったというが、試行錯誤を重ねて、香ばしくも軽やかな逸品を完成させた。大量の野菜が入る分、45分かけてじっくり火入れをするのが特徴。
そうした鉄板メニューのパートーナーに松坂さんが薦めるワインは、乳酸が感じられるミディアムタイプや、国産ワイン。そしてレコードは、飯田さんの学生時代からのコレクション。ジャズを中心に洋楽が大半を占める中、和物では山下達郎のアルバムはコンプリート。真空管アンプによるサウンドは格別!