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「何度でも観たい映画。」編集後記:実写もいいけど、アニメもね

2022年11月1日発売 No.973「何度でも観たい映画。」を担当した編集者がしたためる編集後記。

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『劇場版 呪術廻戦 0』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』、『名探偵コナン 緋色の弾丸』、『竜とそばかすの姫』……2021年の映画興行収入ランキングを振り返ってみると、上位4作品はアニメ映画。そう、世は大アニメ映画時代。

年末恒例のBRUTUS映画号ですが、アニメにまとまったページ数を割いた特集は、意外なことに、無いんです。ならば、やらいでか!ということで、24ページまるごとアニメ映画ざんまいのブックインブックを作りました。

冒頭の鼎談では、アニメ評論家・藤津亮太さんら“3賢人”が、6つのキーワードで選んだ何度も繰り返し観たい50作を選定・紹介。正直、かなりユニークなリストが完成しました。アニメ好きな方は、この鼎談を肴に2~3時間くらいは酒が飲めるのではないでしょうか(ちなみに取材は約5時間に及びました)。もちろん、普段アニメは観ないという人にも、「気になる作品」を見つけやすい情報がギュッと詰まっています。

特集のなかで異彩を放っているのは、カリスマホスト・ROLANDさんのインタビュー。実はアニソン界のレジェンドを父に持つ“早期英才教育オタク”であるROLANDさん。撮影現場にロールス・ロイス・ファントムで華麗に現れた時、編集スタッフ&ロケ場所・アニメイト新宿の広報担当者さんはあまりのオーラに震えました。アニメの世界から飛び出してきたような美麗すぎるビジュアルに「ほぼ、絵だ……」とざわめく私とライターさん。そんな私たちの緊張を華麗なトークで和らげつつ、彼ならではの視点でお気に入りの作品をガチで語ってくれています。

「ハイキュー‼︎」コーナーに興味を示すROLANDさん
「ハイキュー‼︎」コーナーに興味を示すROLANDさん。

そのほかにも、大人こそ観たいハイクオリティなキッズ映画、各界の著名人に「人生で一番たくさん観たアニメ映画」を尋ねたインタビュー、イラストレーター・漫画家が愛する作品のファンアートを描き下ろした眼福ページなど、切り口もさまざまな86作品を掲載。劇場作品ならではの大胆な超作画に、非・実写ならではの脚本・演出に、何度でも虜になってください。

必見50作を選出する会議の途中風景
必見50作を選出する会議の途中風景。ここから一部作品の入れ替えを経て、本誌掲載の完成verに。

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