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「世界が恋しくなる料理。」特集 編集後記:もっと世界を、感じよう。

2022年4月1日発売 No.959「世界が恋しくなる料理。」を担当した編集者がしたためる編集後記。

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この号より編集長を務めることとなりました、田島です。どうぞ宜しくお願いいたします。1997年に入社後、翌98年から2016年まで18年間BRUTUSに在籍し、Hanako編集長を経て戻りました。

BRUTUS在籍時は主に旅の担当をしていたこともあり、編集長1号目となる今回の特集を何にするか悩んだ時に、自分らしい旅の特集がつくりたいと考えました。しかし世の中は海外出張も叶わない日々。ならば日本にある「食べに行ける外国」を集めて特集をつくりたい、それが今回のきっかけです。

思えば高校生の頃、早く海外を旅してみたいと思い、学校が終わると大久保に通っていました。今とは違いかなりディープな街でしたが、世界中から来た人たちと知り合い時間を一緒に過ごし刺激を受け、その後バックパッカーとして120カ国を旅する動機へとつながっていきます。

今回の特集で伝えたいのは、料理の美味しさだけではありません。世界中の人々と触れ合い文化を知ることの楽しさを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと感じます。そして、早く世界が穏やかになりますように。
                                               
田島朗(ブルータス編集長)

旅雑誌_ガリバー
私の旅の原体験は、弊社から発行されていた旅雑誌「ガリバー」でした。人生をワクワクさせるのは旅だけだ、今でもそう思っています。

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