いい酒場だけが放つ“気配”
忙しく立ち働く店主と、賑わう客と、その空間と。三位一体、とでもいうのでしょうか。いい酒場は、扉を開けた瞬間にそれとわかるオーラのようなものが、どっと吹き出してくる。まだ料理も何も頼んでいないのに、もう間違いないとわかる。馴染みのない街でも、繁盛店はやっぱり同じです。
地元客がくつろぐ酒場は、旅先でも土地の素顔が見える場所。その中にちょっとお邪魔して飲む楽しさ、この感覚。皆さまにぜひ体感してほしい一軒を、代わりに探して聞いて、一冊にまとめました。次の旅のきっかけになりますように。
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