ew.note(東京都/新宿)
教えてくれた人:新宿 北村写真機店/ライカヴィンテージサロンコンシェルジュ・水谷浩之
花と人をつなぐ店。想像を超えた花束になるのも嬉しい
東京・代々木上原で週末のみの花店〈edenworks bedroom(エデンワークス ベッドルーム)〉を営む篠崎恵美さんが、さまざまなことが変化した2021年に、時代に寄り添い、花と人をつなぐフラワーショップとしてオープンした〈ew.note(イーダブリューノート)〉。
ほかでは見ないような珍しい花が多く、それでいてインテリアに合わせやすいので、人に贈るときも重宝しています。簡単なイメージを伝えたり、メインの花を選んだりするだけで想像以上に素敵な花束ができる。〈NEWoMan新宿〉の中にあって、立ち寄りやすいのもいいですね。
スーパービバホーム豊洲店(東京都/豊洲)
教えてくれた人:YOU ARE WELCOME/店主・矢口周太郎
手を動かす仕事を支えてくれる、超大型の駆け込み寺
木材から電動工具、塗料に至るまで、圧倒的な品揃えでなんでも網羅するのが、超大型ホームセンター〈スーパービバホーム豊洲店〉です。自分で手を動かして什器やプロダクトなどを制作することも多いので、とても頼りにしています。
ほかのホームセンターには売っていない絶妙な厚みや幅広い樹種のランバー材、ベニヤ材が豊富に揃っていて、必要な寸法でカットしてもらえて、しかもネットショップよりもスピーディに購入できるのもいい。駆け込み寺のように利用しています。
PITTZZ(東京都/明治神宮前)
教えてくれた人:サンタモニカ 表参道店/店長・木村元宰
店主のバイイングセンスが際立つ、古着店のニューカマー
アメリカやヨーロッパを中心にしつつも、年代や国籍にとらわれずユニークなヴィンテージの古着が揃う〈PITTZZ(ピッツ)〉。店主の伊藤翼さんが各地から買い付けた古着が並び、そこには感性とこだわりが色濃く反映されていて、ほかの店ではあまりお目にかかれない一着と出会えます。
さらに服への熱い思いが随所に表れていて、一着一着について、その背景を仔細に語ることができるのも素晴らしい点。メンズの視点からセレクトされたウィメンズのアイテムも斬新で、いつ行っても発見がありますね。
ESPテクニカルハウス(東京都/御茶ノ水)
教えてくれた人:青山小西商店/店主・鈴木洋介
対話を重ねながらお客さんに相対する姿勢は、ここで学んだ
もともと無類の音楽好きで、ワインの仕事を始める前はギター職人を目指していました。中学時代から通っていたのが〈ESPテクニカルハウス〉。
楽器を作ったり売ったり、リペアしたりする店なのですが、そこで僕はどんな音楽が好きか、どんな音を出したいのか、音楽にまつわるいろんな話を聞いてもらって、楽器や機材選びをしていました。1対1で対話を繰り返し、パーソナルな面を知ったうえでワインを提案する今の僕の販売スタイルの原点は、このお店でしてもらった接客にあるんです。
LOS APSON?(東京都/高円寺)
教えてくれた人:Out of museum/店主・小林 眞
店主や常連の“好き”が詰まった、カルチャーマニアたちの聖域
店主の強烈な個性が滲(にじ)み出ていて、それに共感するお客さんたちを巻き込みながらみんなで楽しんでいる。その雰囲気が面白いのが〈LOS APSON?(ロスアプソン)〉。
南米やアフリカの民俗音楽やニッチなジャンルをはじめ、世界中のレコードやCDが並び、音楽好きの溜まり場になっているんですが、ほかにも常連さんが世界を旅して見つけてきた不思議なアートや、Tシャツが委託販売されていて、とにかく変なものにも溢れています(笑)。カルチャーが育まれる雰囲気に共感して、たまに覗いています。