TSUBAKI(東京都/都立大学)
教えてくれた人:APOLOGIA/店主・田口雅啓
展示から庭作りまでさまざまな場で、花と植物の生命力を表現
主宰している宮原圭史さんと山下郁子さんとは、〈APOLOGIA〉を始める前からのお付き合い。海外メゾンをはじめとしたイベントのしつらえや、古民家を舞台にした展示、個人邸や施設の庭作りなど、さまざまな場で花と植物の生命力を表現しているほか、都会の暮らしの中で自然本来の姿を感じてほしいと、可動式ビオトープ「OYAMA」も提案されています。
実店舗はありませんが、旬の花材をセットにした「季節の花だより」を月に1回オンラインで限定販売しています。
エイビイ平成町店(神奈川県/横須賀)
教えてくれた人:TANTO TEMPO/店主・上野達郎
安さと品質の良さ。非の打ちどころがないスーパーマーケット
売り場面積3,000坪という広い店内に、生鮮食品から日用雑貨、ペット用品までを豊富に揃えているスーパーマーケット。「EDLP(いつでも毎日低価格)」を掲げているだけあって、圧倒的な安さと品質の良さが魅力です。新鮮な地物や珍しい品種も並ぶ鮮魚類や、品揃えが充実している精肉、グロサリーも人気。
うちの惣菜類の野菜なども、こちらで購入しています。店内にはBGMもなく、スーパーマーケットとしての本質を真摯に追求している、稀有な店だと尊敬しています。
Yanagi-Shop(東京都/四ツ谷)
教えてくれた人:CONTOUR/店主・村上雄一
美しく機能的な柳宗理デザインの真髄を知ることができる
日本のプロダクトデザインの第一人者である柳宗理が好きで、自宅で〈Sori Yanagi〉の器を愛用しています。当店で多く取り扱っているフランス人デザイナー、シャルロット・ペリアンが日本に滞在したときにアテンドをしたのが柳だったとか、お互いに影響を受け合っていた、というエピソードも興味深くて。
必要なアイテムはだいたい持っているので頻繁に行くわけではありませんが、たまにショップを訪れてたくさんのアイテムを見ると、やっぱり美しく、刺激的だなと再認識するのです。
三河屋 世田谷店(東京都/松陰神社前)
教えてくれた人:ネジの永井/店主・永井耕太郎
味のある店構えとおいしそうな香りに誘われ、ついつい大量買い
休日に近所を妻と散歩する時に通るのが、松陰神社前の商店街。中でも精肉店〈三河屋〉の前を通ると、店の佇まいの感じの良さと出窓で焼かれる焼き鳥の香ばしさに誘われて、ついつい買ってしまいます。2本ずつ全種類を購入するのがお決まり(笑)。
家で何回かに分けて食べ進めるのが好きなんです。お店を切り盛りするのはバングラデシュ人の店主の方。深くお話ししたことはないですが、「いつもありがとう」と声をかけるくらいの程よい距離感も心地よく、楽しませてもらっています。
二手舎(東京都/赤坂)
教えてくれた人:Archive Store /店長・鈴木達之
国内外の古書に潜む、新しいアートやファッションを探しに
仕事柄、ファッション史やアート史、音楽史が学べるような国内外の書籍を常に探しています。特に頼りにしているのが、写真集、美術書、アートブックを中心に扱っている古書店〈二手舎〉。
オーナーの東方輝さんは同年代で、アートに関してもファッションに関しても知見が深く、いつも話が尽きません。もう2018年頃からのお付き合いになりますが、京都にある古民家のようなお店にもいつか行ってみたい!彼が稀少な昔の同人誌を復刻した『PROVOKE』という写真雑誌も必見です。