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食のプロを唸らせたドキュメンタリー『未来の食卓』推薦人:清水彩

“食のプロ”が選んだお気に入り作品をご紹介。シズル感あふれる映像の飯テロ要素、プロも知らなかった食知識、シェフや生産者をめぐるドラマ…どんな要素が味わえるかのグラフつき。

Text: Keiko Kodera, Ryo Hasumi

「おいしい」をしっかり考えよう。

オーガニックを意識し始めたのは、イギリスに留学した頃。その後、食の仕事に就き、『未来の食卓』は自然な流れで映画館で観たことを覚えています。改めて観直したのは子供が生まれてから。
衝撃的なドキュメンタリーはほかにもいろいろありますが、この作品は特に「意識を変えなきゃ」という気持ちが芽生えました。

給食という身近なものに焦点を当てているので、ダイレクトに刺さったのかもしれません。うちの子に給食のことを聞くと、あまり楽しんで食べていないようで。栄養バランスを考慮した献立だとは思うのですが、味に関して改善の余地があるのではと感じるのと、時代が変わっているのに変化していないことが多いのも気になります。

例えば、毎食牛乳が出ること。正直、相性が悪い組み合わせもありますよね(笑)。
私は仕事を通じて知り合う農家さんも多いので、その方たちから野菜を取り寄せていて。素材がいいと、簡単な調理でもおいしく作れるんですよね。そんな「おいしさ」の根源を考える機会になるドキュメンタリーです。

給食に直接関わる学校関係者の方はもちろん、子供のいる人に観てほしいです。うちの子も字幕が読めるようになったので、そろそろ一緒に観てみようかなと思っています。

ドキュメンタリー『未来の食卓』

『未来の食卓』ここがおいしい!

「観る食育として、お子さんとも一緒にぜひ。」
2008年に公開された作品ではあるが、食をめぐる諸問題が一層リアリティを増してきている今だからこそ観たい作品。日々口にしている食べ物がどこから来て、どう作られたものかを考えるきっかけに。

『未来の食卓』のレーダーチャート