架空の国をイメージした、ドラマティックな花束。
深みのある色やユニークな形。組み合わせることで、どこか毒っ気のある世界観が生まれる〈LAND(ランド)〉の川村あこさんの花。幼い頃に憧れていたのは、ネバーランドやオズの国といった童話の中の架空の国。
「バラやダリアなどの洋花に、キクなどの和の花や熱帯地域が原産のランを交えて、国籍のない架空の花の世界を作れたら」と話す。アーティストやブランドとの協業も多く、チームで一つのビジュアルを作ることも得意。花束も同じ感覚で、贈る相手や希望の色から発想を広げ“一つの国”を作るように組んでいる。