家に飾る一本も贈り物も、暮らしに寄り添う花を。
下町の古民家に〈L’eau et le Soleil(ルイルソレイユ)〉がオープンしたのは今年の1月。埼玉県の花屋や栃木県で花の卸業に携わってきた山田愛さんが一念発起して独立開業。ウェブデザイナーである夫と二人三脚で営む。
「東京に来てまだ半年ほどですが、この街の人たちはどんなお花が好きなのかなぁと考えながら、日々、お花ともお客さんとも寄り添える花屋を心がけています」。店には素朴ながら生命力を感じさせる強く美しい花が溢れている。愛さんの人柄を映したようなイキイキと優しい印象のブーケに、思わず顔がほころぶ。