掘れども尽きぬ、無限のライブラリーに溺れる
ヒップホップと出会った頃、The Sound Providersのジャズをサンプリングした楽曲を聴いて「何だこれは!」と衝撃を受けた記憶があります。でも、ジャズそのものを本格的に掘り始めたのはここ数年のこと。友人たちと『ジャズ喫茶Metro』を開催したことがきっかけでした。
これはクラブの大きい音でジャズを流すイベントなんですが、かなり年輩の方も来てくれて。それだけジャズには長い歴史があるし、一生では聴ききれないくらいのライブラリーがあるんですよね。そこに膨大な先人の知恵が詰め込まれている。だから時々立ち返って刺激をもらいたくなるんです。