氷点下の世界で香りと刺激を操るカレー店のジェラート
人気カレー店〈Kalpasi〉が2号店でジェラートを始めた理由は、「愛好家のみならず、もっと多くの人にうちのカレーを知ってほしくて」と、内田佳輔店長。間口を広げるべく、白羽の矢を立てたのが老若男女に愛されるジェラート。やるからには得意とする素材でと、8種すべてにスパイスを使う。
スイーツとの親和性は高く、ほとんどがアイスに使えるというが、難しいのは、湯気が立たない氷点下の世界で香りや刺激を出すこと。合わせる素材によって強弱をつけながら、飴がけやローストなど工夫を凝らしてそれを実現している。