〈飛驒産業〉の《穂高》
おばあちゃんの家にあるような、国産椅子の名作
100年続く木工家具メーカー〈飛騨産業〉の代表作を読書用に。
「和室に合う椅子というコンセプトで1969年に作られたもの。2代3代と受け継ぎながら愛用している方も多いそうです。これは《穂高》誕生50周年の時に私が生地をデザインした思い出の一脚。
“ウィリアム・モリスの生地のように永く愛される手仕事感のあるものを”と提案したら、織元の職人さんがとても喜んで、経糸6色と緯糸3色を使うゴブラン織りの技術に挑戦してくださいました」