アイスクリーム・ビジネスの先陣を切ったのは、ロック様ことドウェイン・ジョンソン。体形維持のために甘いものや炭水化物の摂取は控えている彼だが、オレゴン州ポートランドを拠点とする〈SALT & STRAW〉のアイスクリームはお気に入り。2019年から同社に投資するだけでなく、2023年には自ら提案したロック様色の濃い限定フレーバーが大人気に!
彼と似たパターンなのがセレーナ・ゴメスで、アイスクリームブランド〈serendipity〉に投資するとともに、曲にちなんだフレーバーも開発し、好評を博した。
「アイスクリームは“チラックス(チル&リラックス)”し、ハッピーになるために必須の品」と語るスヌープ・ドッグは2023年夏、アイスクリーム・ブランド〈DR. BOMBAY〉をローンチ。全米展開する大型スーパーマーケットで入手可能なので、売れ行きは好調。2024年も新フレーバーが追加された。
ブランドだけでなくアイスクリーム店も運営するのは、タイラ・バンクスとシェールだ。タイラは企画から実現まで15年、シェールは5年をかけていて、本気度MAX。
また2024年春、アイスクリームブランド〈LEC〉を立ち上げ、イタリアで先行販売したのはシャルル・ルクレール。体重に気を使うF1ドライバーにとってアイスクリームは“ギルティプレジャー(背徳感のある楽しみ)”だが、低カロリーのアイスクリームなら無問題。これらのアイス、国際的な展開が待たれる。
Cardi B
2021年にローンチしたウォッカ入りホイップクリーム《Whipshots》が大ヒット中のカーディ・B。アルコールとして楽しむのはもちろん、アイスクリームのトッピングにも最適。モカなど4種のフレーバーがあり、アイスクリームが味変!
Ai Yoshida
建築家、吉田愛が2023年広島にオープンしたアイスクリーム店〈yacone〉。旅先で出会った食材やおいしい記憶から発想し、瀬戸内の素材を使って作ったアイスクリームは、《ゴルゴンゾーラ&くるみハニー》なんてワインに合うフレーバーも!