今週の全体の空模様
愛と平和を求めて
「洪水のあとの世界で鳥であるきみに摘まれるオリーブがいい」
──榊原紘『悪友』
今週、金星（愛と美）は牡牛座エリア、火星（意欲・闘争心）は牡羊座エリアと、それぞれの“ホームグラウンド”であるサイン（星座）のエリアに入ります。“自宅”に帰還している天体はそのエッセンスを十全に発揮できるといわれています。
牡牛座にいる金星は、「五感で捉える美」や「身体的快適さの追求」を応援します。牡羊座の火星からは、「勇気を持って前進する」ことや「ためらわないで始める」ことへのサポートが届くでしょう。
しかし、星の配置全体を見ると、少し物騒な雰囲気が感じられます。牡牛座の金星は水瓶座エリアの冥王星（破壊と再生）とぶつかり合うような角度をとります。牡羊座の火星も冥王星と調和的に繋がり、また海王星（融解）と隣り合っています。
これらの繋がりから浮かぶのは、権力に苦しめられる人々の姿です。「より良い未来のため」と無理を求められたり、争いを正当化する言説に触れたりすることで、静かな怒りが溜まってきます。真の豊かさについての議論が盛んになる週です。
5月3日に、水瓶座エリアを運行している冥王星の逆行が始まります。そのため、冥王星は週前半にはステーション（留）になっています。実はこのステーション状態のときのほうが、天体の影響が強まることがあります。
アイロンは布の上を動いているときには布を傷めませんが、ひとつの場所に留まれば、焼きごてのようにその場を熱してしまい、布を焦がしてしまいます。天体もアイロンのようなものなのです。とくに冥王星がステーション（留）のタイミングでは、“異常事態”が起こりやすいでしょう。多くの人にショックを与え、騒然とさせるようなニュースが街を駆け巡るかもしれません。
冥王星は、9月2日に逆行しながら山羊座エリアへと戻ります。それまでの4カ月間で、「過去の良いものは残して引き継ぎ、悪しきものは捨てていく」という作業ができるでしょう。争いや迫害が繰り返されてきた人類の歴史を学ぶことで、守るべき大切なものについて社会全体で考えることになりそうです。
牡羊座（3月21日～4月19日生まれ）
百花繚乱
自分の才能を活かし、財を得やすくなる週。物欲が高まり、欲しいものを勢いで買ってしまうかもしれません。身体の内側からパワーがみなぎります。
牡牛座（4月20日～5月20日生まれ）
拡声器を持って
存在感が高まるときなので、周りに頼られたりすることが増えるでしょう。自ら発信することで訴えたいメッセージを広めることができるでしょう。
双子座（5月21日～6月21日生まれ）
千思万考
精神を整えるために時間を使うのが良いでしょう。地道な努力を重ねられそうな週。過去に学んだことに支えられていると気づけもしそうです。
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蟹座（6月22日～7月22日生まれ）
宴もたけなわ
賑やかで楽しいムードの週です。仲間のお祝いをするようなイメージが浮かびます。1日からは仕事で忙しくなりそう。パワフルに動けるときです。
獅子座（7月23日～8月22日生まれ）
神機妙算
良い仕事に恵まれるでしょう。チャレンジしてみたかった案件にもとりかかれそう。高い理想を掲げたくなり、武者修行を始めたくなるでしょう。
乙女座（8月23日～9月22日生まれ）
豊穣の大地へ
海外との縁が繋がりやすいとき。また、時間をかけて研鑽するイメージが浮かびます。知識の種を蒔くために大地を耕す週となりそうです。
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天秤座（9月23日～10月23日生まれ）
差分を楽しむ
タスクをこなしていくにつれ、豊かになっていくと実感できるでしょう。当たり前だと思っていた行動が周囲からは新鮮に見えるのだと気がつきそうです。
蠍座（10月24日～11月22日生まれ）
水に燃えたつ蛍
パートナーが欲しい人にはチャンスタイム。家の中の片付けがスムーズに進み、断捨離での決断力も高まります。今週出てくる問題は長期戦になりそう。
射手座（11月23日～12月21日生まれ）
健やかさ優先
軽い運動やストレス発散も兼ねたアクティビティを取り入れたいとき。“初心に戻る”ことが必要になるかもしれません。人生のテーマを見直してみましょう。
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山羊座（12月22日～1月19日生まれ）
麗しの庭
「五感の美」を堪能できそうです。また、大きな買い物をしそうです。欲しくてたまらないものに出合ってしまうかもしれません。
水瓶座（1月20日～2月18日生まれ）
鏡を見つめて
新しいライフスタイルを試すことになりそうです。強制的に自分自身に向き合わされる機会が増えるでしょう。未知の世界を開拓するパワーも燃えてきます。
魚座（2月19日～3月20日生まれ）
深呼吸して
焦らずに、自分のペースで環境に馴染んでいくこと。人を助けるのは良いことですが、適度な距離感を保ちましょう。思い悩むことがあれば書き留めてみましょう。
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