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1月8日〜1月14日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23〜12/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

射手座の星模様

腕まくりをして

射手座にとって、山羊座エリアは「所有・財源の部屋」であり、“価値”を意味する場所です。今週はこのエリアに太陽(創造性)・水星(知性・コミュニケーション)・火星(意欲・闘争心)・冥王星(運命・極端さ)が運行します。持ち物の整理整頓や、自分にとって価値のあるものだけを手元に残す断捨離がはかどるときです。射手座は支配星の木星の影響で、つい物を増やしてしまうところがあります。このタイミングで、収納家具の見直しやレイアウトの大改変をするのも良いでしょう。

今週11日の山羊座新月には逆行中の天王星(改革・刷新)が仲良くコンタクトしています。過去のデータを参照しながら、未来に向けてポジティブな働き方ができそうです。ポートフォリオを見直したり、自分の経歴を振り返ったりして、転職活動を始めるのも良いかもしれません。もしくはコンペティションなどに応募してみるのもおすすめの新月です。

さらに火星と土星(責任・社会性)と木星(成長・拡大)が調和的に繋がります。意欲的に取り組んだ仕事が「足場」「土台」を堅牢にしてくれます。アファメーションは「能力を活かすまでの道のりを確認する」ことをテーマにしてみましょう。

金星(愛と喜び)は12月30日より引き続き「自分自身」を意味する場所を運行しています。魅力がUPし、良いことが起きやすいときです。前向きな気持ちが幸運を招きます。自分で自分を楽しませていきましょう。

今週の全体の空模様

運命を創り出す

「そこに祈りがある。願いとさだめとを内面的につなぐものは祈りだよ。祈りは運命を呼びさますのだ。運命を創り出すと言ってもいい。」
──倉田百三『出家とその弟子』

1月4日に火星(勇気・闘争心)は山羊座エリアに入りました。火星にとって、山羊座エリアは戦うパワーを遺憾なく発揮できる場所です。今週は14日に水星(知性・コミュニケーション)も山羊座エリアに移動し、太陽(公的な意識)、水星、火星、冥王星(時代・運命)の4天体が山羊座に運行することとなります。世の中の関心は、社会構造の是正や公共の利益などに向かっていくでしょう。

11日は、山羊座エリアで新月となります。新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。

そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

各星座ごとにテーマが変わりますが、「社会全体への貢献のために自分のできることをする」ということは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の山羊座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

この新月から満月までの半年間で、全体(社会構造)が病んでいれば、いくら自分が努力をしても報われることがないのだと気がつきそうです。「私たちがどんな政治を求めるのか」というテーマが膨らんでいきます。市民(国民)が「手探りでもいい、試しにこの方向にみんなで行ってみようか」と団結して、「社会という船」の舵取りをしていけるときです。未来への道を照らすような目標を掲げることが大切になります。

力を合わせて積極的に“治癒”や“回復”を求める新月(種蒔き)です。

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